組織に属する
スナック西野で尾原和啓さんのゲスト回が公開された。
具体的な話ではなくて具体的なものが生まれてくる少し前の話みたいな内容をひたすら話されている内容だった。
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有料版で話をされていた中で失敗を恐れないという話が出てきた。
企業に属しているとその感覚にどうしてもギャップが生じる。
西野さんもそこが気になるようで尾原さんに質問するくだりがあった。
企業というのは「利益を追求すること」が目的であるため「損失を最小限に抑える」。損失を最小限に抑えるために失敗を恐れることをする。これがビジネスチャンスを失わせている。
ただし、時代が変化していく中で動きが出てきている企業もある。
というような話。
今日の西野さんのVoicy質問回の中でも会社がらみの話があった。
今日のタイトルは「言うことをきかないスタッフをどう扱うか?」ということだったけど、リーダーとかやったことある方はこれって感じたことがある内容だと思う。
これについて西野さんが語られていた内容が「まさにそれ!」という内容だった。
ここ最近職場の従業員と個人面談を実施している。
面談をするというのはあまり難しく考える必要がなくて、基本的にはお互い考えていることをすり合わせするだけのイベントだと僕は考えている。
例えばA君と面談をする場合。
・A君はどうしたい(どうなりたい)と思っているか
・A君は周りに対してどう思っているか
・周りの作業者がA君に対してどう思っているか
・会社はA君に対してどう思っているか
大雑把に言うとこのあたりをテーブルの上に並べて自分ですり合わせをしてもらうというイメージを持っている。
なのでちゃんと話ができるようなら多くの場合、A君の方向性は正される。
「言うことをきかない」っていうのは逆に言うこともできるわけで、相手の言うことも聞いてあげることができていないと言える。
その折り合いをどこでつけていくのか。
企業の場合は失敗を最小限に抑えたいからそのあたりのコミュニケーションが実は超重要な部分だったりする。
まぁ実際にはできていないことが多いようにも思うんだけど。
面談が終了した作業者に対しては、その後の行動を黙って観察しているが、ちゃんとコミュニケーションが取れた作業者は個人差はあれど確実に前に進んでいることが見て取れる。
ちゃんとコミュニケーション取ることって重要なんだけど動画の後半でも話題に上がっていたように組織の大きさによって戦い方が変わってくるというのもあって一筋縄ではいかない。
任せる、ということがどうしても必要となってくる。
で、実際に任せるとうまく行かなくて失敗する。
そう、任せると必ずうまく行かない。
ただこの場合、実際にうまく行かないのを実感してもらってから方向転換しないといけない。で、その方向転換が遅くなると職場としてかなりのダメージを受けることになりかねない。
結局その塩梅が難しい。
企業というところはそのあたりのチューニングがめちゃくちゃシビア。
そのあたり全部コミコミで最終的に責任を取るのは責任者なので、納得して責任を取るためにもメンバーとのコミュニケーションは欠かせない。
そう、あと大事なのは希望的な未来を提示してやること。
たぶんこれが無ければ作業者が働いている目的を見失ってしまうことにもなりかねない。
今のまま行って10年後に今と変わらない自分がそこに居るのか、ちょっとずつでも頑張って成長した自分が10年後にそこに居るのか。
難しいことを言わなくてもこの話はみんな通じる。
頑張らないなら夢はいつまでも夢のまた夢かもしれない。
でもそれに向かって努力するなら夢はただの予定にすぎない。
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