ゲシュタルト崩壊な世界展

2016年7月　家具町LAB.
イラストレーター：吉田賢司
デザイナー：浪本浩一
アニメーション：濱 雅則
３名の作家コラボレーション映像イベント

吉田賢司さんのイラストが何処か西洋的で不思議な世界観を持った絵で以前からアニメーションにしたら面白いだろうと思っていた。
そこで構成デザインを浪本浩一さんにタイトルロゴをはじめラボ空間のコンセプトをお願いした。
入り口前面を暗幕になるよう黒いケント紙で張り巡らし映写条件を整えた。
もともとホワイトキューブの家具町ラボなので白い壁に直にイラストを書いてもらう事になる。

画面の動かない部分を予め描いてもらい、それを元にキャプチャーした画像に位置合わせをしながら合成するアニメーションを作るという結構厄介な作業工程でした。
イベント最終日は大勢の方に好きなように上から絵を描いてもらいとても楽しいコラボ作品が生まれ喜んでいただいた。
今回の展示では、プロジェクションのアニメに合わせて絵に入り込み、一緒に動き回るという小学生の飛び入りがあって、このハプニングはプロジェクション映像の可能性を見る事ができた。

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