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データエンジニア事業部を新設!DAの"これまで"と"これから"をまとめたnote

こんにちは、メンバーズデータアドベンチャーカンパニー (以下、DA) 採用広報担当の森本です!

なんと、DAは2021年11月で創立3周年です! DAは顧客のビジネス課題解決のためにデータ活用を強みにするデータアナリストの常駐サービスで成長してきた会社で、今年はデータエンジニアリング領域へも事業を拡大しています。 今日は盛りだくさんな3年間を振り返りながら・・・ カンパニー社長の白井さんに会社のターニングポイントでもあるエンジニア部門の立ち上げについてインタビューしていきます!!

白井 恵里(しらい えり)
Twitter  @EriShirai
株式会社メンバーズ(東証一部)執行役員兼 メンバーズデータアドベンチャー カンパニー 社長

—走りながらミッションビジョンを具体化

森本:DAはミッションビジョンは最初からあったんですか?

白井:そうですね。DAを立ち上げる時に、当たり前ですが、会社を作るのが初めてだったので、ミッション・ビジョンも作っとくか!と思って作ってます。最初は何が当たるか分かんないので、“データを武器に戦える人”という考えはブラさずに、事業を立ち上げることに必死でした。走りながら、ミッションビジョンを具体化していった感じです。 ここに書いてあるのは、改正後の内容です。

Mission:「データと意志と情熱で心豊かな社会をつくる」
Vision:「データをキーに人の心を揺り動かし、持続可能社会への変革をリードする」
コアバリュー: 「貢献」「挑戦」「誠実」「仲間」

※ミッション、ビジョンの改正にまつわるお話が気になる方はこちらもご覧ください!
半期で450%成長する組織のつくり方

ーデータを武器に「社会を変える」ために行ったこと

森本:1年目に行ったことは何ですか?

白井:ちょっと、生々しい話ですが、事業を継続させるために先ずはお金を稼がないと思ってました。それと同時に大事に思っていたのは規模拡大。 そのためには、案件を選んでいる余裕がないので、最初はDAに来たリードでどうにか契約決めようと動いて、実際に人材を提供していました。 例えば、Webディレクションがメインで、手が空いた時にデータ分析していいよ、という案件も引き受けていました。 でも、こういった案件ってディレクションに忙殺されて、分析する時間が取れないとか。顧客の重要視してるところがディレクションにあるので、データ分析の結果に価値を感じてもらえなかったんです。

この状態は「データを武器に戦える人を増やす」ためにはいい環境ではないということがわかってきました。 あと、AIもそうですね。当時は、DAではAIは合わないという判断をしました。


ーAIはやらない!!案件を精査することが大事だった

森本:データ活用とAIや機械学習は相性がいい気がしますが?

白井:意外ですよね。もちろんAIはやりたい気持ちはあったんです。当時、AI関連の問い合わせはそこそこありました。 顧客の話を聞いてみると、AIを使ってビジネスにどうやって価値を生み出していくかイメージがまだない状態でした。その時点でDAが支援するなら、コンサルティングから入ることになり、最終的にはAIではなく別の施策をやりましょうという提案に着地しそうだなと感じていました。 その中で、DAはAIがやりたいので「AIの提案に着地させる」「AI以外の別の施策をする」か。 すぐに、前者はないなと思いました。顧客のビジネスに価値を生まないのにAIをやるは何の貢献にもならないので。そして、後者はデータにつながる確証がなかった。データをやりたいと入社してくれた社員に対して誠実ではない・・・。 こんな背景から基本的にはAIはやらないと判断しました。

半年から1年でどういった案件であればDAが価値提供できるか、DAの社員が成長できるかを基準に案件を精査していきました。


ー市場価値の高い人材を未経験から生み出していく

森本:次に行ったことは?

白井:2年目はインバウンド系の施策に時間かけていましたね。そのおかげで、組織の基盤を整い、規模の拡大に繋がったと思います。 今まではなんとなくやってたことをルール化したり、こういう考え方を大事にしているを言語化し、発信したり。入社・研修・常駐開始までのパッケージが決まったのも大きいですね。 毎月帰社会では、何かしら会社のことを考える企画をやっていて。社員が登壇して、会社発信ではなく社員にやってもらっていました。この取り組みで、社員から発信することが文化まではいかなくても、流れは作れたかな~と思います。

組織の基盤が整ってきたところで拡大に向けてアクセルを踏みました。 アクセルを踏むためには、リードと採用両方必要で。特に、もっと採用する必要がありました。そこで、2020年度下期から未経験採用を始めて。データ分析未経験でも入社に育成を行い、案件も未経験者が常駐できる業務内容へ調整したりしました。それがうまくいって、採用もリードも獲得数を増やすことができました。

データ活用ができる人材ってまだまだ市場には少なく、希少な存在。そういった市場価値の高い人材を未経験から生み出していけるのはすごく大きな進展でしたね。


―DAにデータエンジニアの力はあってしかるべき!

森本:拡大に向けてアクセルを踏む中で2021年4月にデータエンジニア部門を設立した理由は?

白井:まず前提として、エンジニア部門の立ち上げは事業拡大の取り組みです。 データエンジニア部門を立ち上げることで、リードと採用にプールを横に広げることができるからです。

なんでエンジニアなのか?というと、世の中の自然な流れとして、先ずデータアナリストの需要が増えて、その後にデータエンジニアの需要が増えていくということを感じ始めたころ、

顧客からエンジニアの要望が増えている。一方、これまでのDAの社員はデータ分析を希望して入社しており、エンジニア業務は本人の志向に合わないことが多く、機会を見送っていた。
②データ活用は止まることがなく企業の必須機能の1つになっていくだろうと予想できる。
エンジニアリング領域が分からないでは企業としてはすまされない時代になる。何かしらサービスを開始するとなると、デジタルサービスも必ずリリースする状況になっている。そのためにエンジニアリング必須な要素。
④設立当初はやらないと判断したAIが、一部の企業ではAIを実装して価値を生み始めている。データ活用が進んだ企業では、データ活用の進化系としてAIの需要が出てくると思う。ついにAIのチャンスが来た!と思っている。

つまり、DAとしてデータエンジニアの力はあってしかるべき!なんです。


―エンジニア部門を立ち上げたが世の中にデータエンジニアがいない!?

森本:採用活動をしてみて、データエンジニアって希少な存在だと感じているのですがいかがでしょうか?

白井:希少ですね。データエンジニア部門の企画段階からそうだったんですが、そもそもデータエンジニアってなんなのか、どこにいるのか、分からないことだらけでした。 どうにか現役データエンジニアの方にインタビューさせていただいたりしながら計画を進めていきました。

2021年4月に念願のデータエンジニア部門を立ち上げて、いざ採用!!をはじめましたが、想像以上にデータエンジニアの人が見つからない。どうやって見つければいいかわからない…世の中にはデータエンジニアがいないんじゃないかと思うくらいでした。 それでも、半年あの手この手で採用活動を続けていく中で、データエンジニアです!って人は世の中にほぼいない、希少な存在。でも、現在プラットフォームエンジニアです、インフラエンジニアです、または、データアナリストですがクラウドもたまに触ります、って方でデータエンジニアを目指している方が存在することが分かって。DAにできることは、そういった方々にデータエンジニアになるための学習機会と業務機会を準備することだと思いました。

なので、DAのデータエンジニア部門データエンジニア未経験の方も入社してますし、データアナリスト部門から異動してきたメンバーもいます。全員、データエンジニアの研修を受けられるようにしてます!


―データエンジニアはビジネスとシステムの架け橋となる重要な仕事

森本:最後に、DAのデータエンジニアメンバーに期待していることは何ですか?

白井:データエンジニアはデータ活用する人たちの要求とアプリケーションなどシステムの間をつなぐことができる。ビジネスとシステムの架け橋となる重要な仕事だと思っています。

DAのデータエンジニアには、どんな企業においても当たり前にデータ活用が行われている環境を支える立役者になってほしいと思ってます。


森本:データエンジニア部門ができてさらにパワーアップしたDAのこれからが楽しみですね!! DAは一緒に会社を作っていくデータエンジニアとデータアナリストを募集しています。 興味がある方はお気軽に話を聞きに来てください♪

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