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1番辛い拷問は何も生まない労働という通説に異議を唱えたい

ドストエフスキーの著作『死の家の記録』には、穴掘りの拷問が紹介されている。午前中に掘った穴を、昼から埋める、というだけの生活を延々おくるというものである。これが世界一辛い拷問だと言うと拍子抜けするかもしれないが、人間は生産性のない労働に耐えられないのである。
しかしもっと辛い拷問を発見してしまった。口からおかゆを流し込まれることである。

今日から、綿の高校で放課後の課外授業が始まった(なんで金曜日からなんだ、とは綿も思う)。授業だけでは足りない、大学毎の過去問演習を積むためということだ。初日は化学だった。

イタいなあこの人…と思わざるを得なかった。「ワタシの授業分かりやすいでしょ〜??」みたいな授業だった。
何故ついこの前授業で聞いた内容をもう一度聞かなければならないのか。しかも小学生を相手取ってるような語り口で。いくらなんでも馬鹿にしてるよね?としか思えなかった。まあ、分かりやすい=正としか考えてないのは伝わったが。

小中学校、高校と通い、綿の尊敬する教師は、英語科と社会科にしか現れたことがない。そして理科の教師の殆どに殺意を覚えていた。食べたくもないおかゆを、無理矢理口に流し込んでくるからだ。なんで?理科教えるのそんなに難しいの?…綿の理科教師運が悪いだけか。

なんでもいいけど、1度社会に出れば、出来たら次、出来たら次なのに何故教育カリキュラムはなんども反芻させたがるの?しかも噛み砕いてるのは教師だし。これなら独学の方が時間有意義に使える分早いと思う。でも学位とる為には行くしかないんだよなあ。おかゆ食べたくないなぁ…。
ん?これって無意味な労働と同じことか。つまりドストエフスキーはやっぱり偉大だったってことだね!そういうことにしといて!(炎上怖い

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