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学校教育に取り入れたい3つのこと

わたしは子どものころから学校が好き。
日本とイギリスの学校現場で働いた経験があります。

しかし、戦後から今に至るまでの学校教育、ここ2年間で見事に露わになった大人第一主義への個人的意見ゆえ、親の立場から今の一般的な学校が好きとは言えません。

社会や人間が変わるなか、ずっと変わらない教育の枠組み。
不登校児の増加や教員不足という現状にも、大きく頷きます。
不登校児たちを学校へ戻そうとする前に、社会が、学校が、大人が、まず柔らかくなる必要があると感じています。

と同時に、わたしが私立学校の校長先生だったら、もしくは文科省大臣だったら、学校現場にぜひ取り入れたいなぁと願い続けていることが3つあるので、書き留めておきたいと思います。


1.小中高すべての段階で、大人と子ども皆で認識共有すること↓

”みんな、見えないメガネをかけているんだよ”

これは、主観というメガネのこと。
物事の感じ方、捉え方、受け止め方、心へ入り込む度合い、などなど、人によってさまざまであるし、どれが良い悪い、どっちが正解不正解でもない、ということ。


2.中高生に、理科や保健の授業で教えること↓

”男子と女子の脳はこんなふうに違うんだよ”

ティーンたちがこの知識を持っているか否かで、その後の人生における葛藤や摩擦が少なくなる気がします。葛藤や摩擦が決して悪いことではありませんが、そもそもの人間の脳についての知識は、中学や高校で習っても良いと思います。


3.小中高大、すべての児童生徒へ贈り続けたい言葉↓

”愛をもらったからこそ今生きているんだよ”

これは今から約800年前、ローマ皇帝であったフリードリッヒ2世がした残酷な人体実験により証明された事実です - 優しい言葉がけやスキンシップが、命を育む必要不可欠な要素であるということ。
今は親や周りの大人からの愛情を感じられないという人も、幼い頃に愛情を受けたからこそいのちが続いてきていて、生きている!のです。


占星術的観点から未来予測をすると、2025年頃から教育の選択肢もどんどん増えてくると思われます。

子どもが子どもらしくのびのびと育つ社会や環境づくり。
まずは身近でできることからしているところですが、もっともっと力を注ぎたい分野でもあります。

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