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オーストラリアの語学学校あるある。日本と違う雰囲気を感じてみて

「海外で語学学校に通う」って言うと、なんかカッコよく聞こえますよね。
初めて授業のすべてを英語でこなすことに不安に感じる人もいると思います。

この記事では実際にオーストラリアで語学学校に通っていたボクがどんな雰囲気なのか学校の様子を赤裸々に告白しちゃいます。これから留学・ワーホリに来る人の参考になれば嬉しいです。

「え、みんな喋れるやん...」初日から自信喪失

まずは入学初日。クラス分けテストを受けて、自分のレベルのクラスに振り分けられるんです。同じクラスになった生徒と話していると最初の衝撃が!
「えっ、みんなめっちゃ喋れるやん…」

周りの生徒たちが、ペラペラと英語で会話してるんです。ボクなんて、「Hello」と「Thank you」しか言えない状態で来たのに。「ヤバい完全に場違いだ」ってめちゃくちゃ焦りました。

でも安心してください。みんな最初はそうなんです。「自分以外の人はけっこうレベルが高く感じる」のは、ほとんどの人が経験することです。

授業では先生が上手くリードして進めてくれるので問題なく参加することができました。クラスによって内容もかなり違うので、難しすぎるときは変更してもらうことも可能。

ただツラく感じているということは成長している証なのでしばらく踏ん張ってみるのがおすすめです。

「Hey guys! What's up?」 日本じゃあり得ない授業風景

さて、いざ授業が始まると、日本の学校とはまったく違う雰囲気にびっくりすると思います。

先生が「Hey guys! What's up?」って入ってきて、みんなと冗談を言い合ったり。めちゃくちゃフレンドリーなんです。最初は「え、これホントに授業?」って思いました。

授業の内容も、日本とは大違い。文法をガリガリ勉強するんじゃなくて、とにかく会話中心。「隣の人と今日の朝ごはんについて2分間話してね」とか「グループでディベートしてみよう」とか。

正直、最初は地獄でした。だってほとんど話せないんだもん。でもこういう授業スタイルのおかげで、どんどん話すことに慣れていきました。

楽しくて話せない苦痛よりも「この輪の中に入りたい」と思って積極的に話すように慣れたのはいい先生とクラスメイトに恵まれたお陰ですね。

名前の発音に四苦八苦

自分の名前ぐらい言えるでしょって思ってません?短い名前でも日本語の名前って難しいみたいです。

最初は頑張って訂正してたんですけど、もう疲れちゃって。「じゃあ、Bobでええか」と適当に決めちゃいました。

ここで1つアドバイス。英語名つけるならちゃんと気に入ったのにしておいた方がいいですよ。これから何年も使うかもしれないから。「Bob」なんて適当につけたら、後から「やっぱ違うな〜」って後悔しますからね。

「今日こそ他の国の人と...」 日本人の輪から抜け出せない!?

ただし、ここで大きな落とし穴が!それは、「日本人同士で固まっちゃう」ってこと。

休み時間になると、なぜか日本人同士で集まっちゃうんです。だって日本語で話せる相手がいると安心するじゃないですか。でも、これじゃあ英語の上達は遅くなります。

「よし、今日こそ他の国の人と話すぞ!」って意気込んで学校に行っても、気づいたら日本人と日本語で喋ってる。これ、本当によくある話です。

英語を話し続けるには、ホントに強い意志が必要なんです。ボクの場合は「日本人と話すのは1日2回まで」と自分にルールを課しました。朝と放課後ぐらい息抜きしたいですからね。

キツかったけど、このおかげで他の国の友達もできました。

「はい、今日はみんなでカフェ行きます」 教室を飛び出す楽しい授業

英語がわからない割に楽しかったのは理由があります。

先生たちはみんなフレンドリーだし授業も楽しい。日本の学校みたいに「はい、教科書の○ページ開いて」なんてことはほとんどありません。

語学学校の授業で1番変わっていたのは授業の一環としてクラス全員でカフェに行っこと。

「今日はみんなでカフェに行って、実際にオーダーしてみよう!」なんて授業もあって、どんなメニューがあるかもわからなくてめっちゃ緊張したけど楽しかったなぁ。

語学学校での勉強は、とにかく「使える英語」を身につけるためのもの。だから、授業中も休み時間も、とにかく英語を使いまくることが大切なんです。

最初は大変だけど、慣れてくるとめちゃくちゃ楽しいです。「あれ?いつの間にか英語で冗談言えるようになってる!」なんて経験ができます。

ランチタイムのカルチャーショック「けっこうシンプルだね」

授業が始まって最初のランチタイム。みんなどんな物を食べてるのかなと思ったら

ある生徒はニンジンだけ。
別の生徒はリンゴだけ。

「えっ、これちょっと…シンプルだな」って思わず口に出しそうになりました。

日本だとお弁当っていったらおかずがいっぱいで、バランス良く栄養とってるイメージじゃないですか。でも、ここではそんなの関係なし。必要な栄養素のみを摂取してる感じ。

宿題ってやらなくていいのかな

うちの学校、宿題の量が山ほど出るんですよ。頑張って全部やって次の日持って行くと...みんなで答え合わせしないんです。

「えっ、じゃあ何でやらせたの?」って最初は思いました。でも、だんだんわかってきたんです。やる気のある人は自主的に勉強するものなんだって。

これ、めっちゃ大切な学びでしたね。

「6年も勉強して、これかよ...」 日本の英語教育を恨む

周りの生徒の英語を聞いてると、もう「なんでこんなにペラペラなんだ!」って思うんです。

特にヨーロッパや南アメリカから来てる人たちなんか、もうベラベラ。言葉が似てるからなのかな。一方で、アジア圏から来てる人は、まあボクと似たようなレベル。でも、それでも上手いんです。

「日本では中高と6年も英語勉強してきたのに、なんでこんなに喋れないんだよ...」と日本の英語教育を恨めしく思う日々が続きました。

英語が通じない・ホームシックになる瞬間

英語で一生懸命話しても全く通じないことってあるんです。そういう時、本当に落ち込みますよね。

ボクの場合そういうことが何回もあって。もう「日本に帰りたい...」って、ホームシックになることもありました。

でもそんな時はちょっと英語と距離を取るんです。日本の友達とビデオ通話したり、好きな日本のアニメ見たり。
 
そして、また頑張れ。絶対にやった分だけ伸びるから。
 
 これから語学学校に行く人、あんまり肩肘張らずに楽しんでくださいね。きっと素晴らしい経験になるはずです!


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