呪術廻戦、なんでこんな流行ったんじゃ?その1
どうも、五条悟の女ですこんにちは世界。
呪術廻戦がむちゃくちゃ流行っています。
2018年受験期に出会った身としては感慨深い。そして売れ方が恐ろしい。私、北の国の書店で販売員してるんですが、全然本が入荷しなくて注文もできない状態なんですよ。怖すぎません?鬼滅か?
鬼滅と一緒にすると一部の鬼滅ファンに怒られそうなのでほどほどにしておきますが、この爆発的ヒットを目にして鬼滅の刃を連想しない方が無理です。
書店員ならわかると思うんですけど、ヒット作と呼ばれる漫画って間違いなく転売ヤーに狙われるんですよ。それを見た書店が1人一冊って制限かけるんですけど。後手後手やんけ。
まあ仕方がないです、
転売ヤー、私は好きではないのでこんな否定的な意見ですけど、まあお客様ですからね。当店でお買い上げいただきありがとうございますと口に出して感謝の気持ちを忘れず頑張って接客してますとも。
ぶっちゃけ需要あるのかな。あるんだろうなあ、こんなに品切してたら、すぐ読みたくて我慢できない方は買っちゃいますよね。「このすぐに読みたくて金に糸目はつけない方々」がいるからこそ、経済が回っているのですからね。
いかんいかん、転売ヤーの陰口を言うと私も呪われてしまいそうなので、呪術廻戦のヒットの理由について語りましょうかね。
何番煎じって感じですが、やっぱりヒット要因のキーワードは、
「継続」「鬼滅土壌」「ダークストーリー」
だと思います。てかそう言ってる人が多い。受け売りです。
まず継続。
これは呪術第1期第一話から見ている私が感じたことですが、毎話山場があるので、毎回話の中身がジェットコースターなんですよね。この話平穏だなあ〜っていうのが、ない。話数稼ぎの話がないです。
いや、ジャンプ本誌の番外編は許してあげてください。原作者の芥見下々先生は「単眼猫」のビジュアルと愛称で知られていますが、まあ〜原稿遅れが頻発してるようで笑
私は提出物ギリギリマンなんで、本編書けなくて2回も番外編やった先生が人間臭くて本当に大好きなんですけど…
とにかくですね、原作もアニメもスピード感が半端じゃないです。これは鬼滅でも言われてましたね。もっと詳しく引き伸ばしても良さそうなところを見せることなく進めていく。この感じがリアルで、濃縮されたエンタメへの目が肥えた現代っ子に刺さったのではないかと考えています。
TikTokといい、YouTubeといい、制限時間(または短時間)でいかに面白くするかというところで勝負する時代が来ていることに戦慄してます。コンテンツの濃さを支えるスピード感、これは今後面白さには欠かせない要素になってくると思います。
また、継続性を支える面で呪術の場合は、公式Twitterが結構頑張ってると思います。
公式によるリアタイ実況、フォロワー増でアイコンプレゼントなど、ツイ廃にはたまらないツイート頻度です。全然退屈しない。
さらに、いわゆる「神回」を作って盛り上げていったのも上手いなあと思います。神回が落ち着いてきたところで、主題歌Eveさんの公式PVがアニメ仕様に。これはYouTubeの再生回数もえらく伸びていて、話題性には事欠きません。
Eve 廻廻奇譚
そしてですね、第1期が終了した先日、第二期の声優とキービジュ、各キャラ特別ムービーが公開されました。一瞬だけ、呪術熱が落ち着きかけた私も再び発火しましたよね。楽しい地獄です。
情報の小出しと、そのタイミングが最高に絶妙でして。ファンを飽きさせない継続的な話題作りがこの大ヒットにつながってるのだと思います。
想定の3倍長くなったので、ひとまず続きは次回にもちこそう、そうしよう。
これ書いてたせいで気づけばSPI対策の時間を大幅に侵食しました、大反省です。
次回!
生々流転のエンタメ市場、全集中で面白けりゃなんとでもなると思ったら大間違い!マンガ・アニメを世間のトレンドにした鬼滅の恩恵とは??
「呪術廻戦、なんでこんな流行ったんじゃ?その2鬼滅土壌」
来週もまた見てくれよな!(明日です)
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