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水川純
2023年8月7日 03:04
※2022年10月執筆。猫のエッセイ(「エッセイって言葉がセンスないんじゃ。随筆と言ひ給へ」と本著に書いていた)を全部読んでしまったので読んでみたが、存外頭を使う内容だった。哲学書の類いはしばらく読めそうに無い。本著は以下のテーマに大別される。・幼少期に読んだ本・青年期に読んだ本・歌詞について・詩とは何か・文体について・“笑い”について・小説家として影響を受けた小説家・芸能・
2023年8月3日 03:58
※2022年10月執筆。シャンティーとパンクと出会うところから始まる。熱海で新居の内見をしている際に、候補にしていた物件の前に、衰弱しきった様子で捨てられていたのを発見し、これは放っておけぬと保護したわけだが、手遅れになる前に、生かそうとしてくれる二人に見付けられてよかった……。旧宅の近所に住む人が、仔猫のシャンティーとパンクを見てそのあまりの可愛さに泣いたと書いてあったが、写真を見ると無理も
2023年7月28日 01:28
※2022年10月執筆。※暗い話題多めです。町田康がまだ熱海に引っ越す前の、六本木時代の話。作中、生死の境を彷徨った末、一命を取り留めたエルという仔猫が登場した一方で(昨日読んだ『猫のよびごえ』ではすっかり元気な成猫となっていた)、2匹の猫が亡くなってしまった。猫はとても賢く、それはもう人間なんぞ足元にも及ばないくらいなのだが、病気に罹った時の対処法や病院での診察や治療のこと、食事の管理等
2023年7月26日 01:55
※2022年10月執筆。久しぶりに丸山ゴンザレス周り以外の人の本を読んだ。町田康なら小説も読めるかも知れない。が、無理して苦しむ必要も無いのでこの後もエッセイを読もうかと思う。猫のエッセイは能町みね子氏以来で、かつその前に読んだのは町田康の『猫にかまけて』だった。猫は好きだが、積極的に他人の猫のことを知ろうとしていない。SNSやYouTube等に於ける殊更に贔屓している猫アカウントなども存在