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慶應義塾大学、早慶など最難関大学に合格するために、宅浪か塾か予備校か。

 現役生の方も浪人生の方も、家で一人で勉強する方が良いのか、予備校などに通った方が良いのか、この問題にまずは突き当たるのではないかと思います。
 私は個人的には宅浪を勧めますが、絶対的にどっちが良いということは断言できません。それは個人の学力状況によるからです。意志の強さなどのパーソナリティは関係ないと思います。「自分一人で勉強するペース管理が苦手や、管理されていないとできない」などと言う意見で安易にスケジュールが組まれていて、監視されている予備校に通うのは間違っていると思います。そのような意見や意志の持ち主では予備校でも宅浪でも受かる確率は低いと個人的に思います。「やれば合格の可能性が高まる、やらなければ落ちる。」そういう世界です。そんな人こそ独学が向いていると思います。
 なぜなら、それは責任転換の余地を生み出しているに過ぎないからです。受験は残酷な世界です。一点差であろうと合格最低点を越えれば合格、下回れば不合格が突きつけられます。合格した時、親が毎日ご飯を作ってくれたりとサポートしてくれたから合格できたとか、あの先生の授業のおかげで合格できたとか、その要因を自分以外に考えることは正しいと思います。もちろん努力を続けられた自分自身も大きな合格要因の一つです。しかし、不合格になった際、その原因を自分以外の要因にするのは間違っていると思います。
 つまり、受験結果は、全てあなたがそれまで歩んできた軌跡の結果であり、要因や責任はあなたにあるのです。なので、宅浪という全てが自分次第な環境に初めから身を置くことは、それだけで覚悟が必要になるものですし、より自分の頭で考え、選択することになります。これは受験において大切なことだと思います。なので私は宅浪、独学を勧めます。今の時代Xなどがあり、塾や予備校よりも情報を多く捉えることができます。私自身Xを活用し、全国トップレベルに優秀な人達の勉強法や模試の成績を参考にし、勝手ながらですが、ライバル意識を持って勉強に臨んでいました。
 しかし、少し話が脱線しましたが、冒頭でも言ったように、それは個人の学力状況によると思います。あまりにも基礎的な学力が欠如していたり、それを参考書などでは頭に入らないという人であったり、添削を要するものが必要であったり、する人は予備校に通ったり、宅浪しながら添削などを誰かにお願いしたりするのが良いと思います。
 つまり、宅浪にも塾にも予備校にも正解はありません。どの選択をしたとしても、圧倒的な努力量は前提のもと、主体的に考え、選択し、行動することが大切だということです。そして、その選択や行動は全て自分の責任であるということです。その塾や予備校を選んだのも自分の責任です。そのような覚悟や主体的な思考、選択、行動が大切だと私は思います。

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