![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29008359/rectangle_large_type_2_469e9fce18b754f7346c8ef4f00853f1.jpeg?width=800)
河合隼雄 著 「こころの子育て」 で エネルギーチャージ!
わたしは、娘が6歳になって初めて
子育てに関する本を読んだ。
娘が小1の頃、ずっと教室の後ろで
一緒に授業を受けていたのだけど、
その時はほんとに、本を読む時間が
たーーっぷりあった(^^)v
たまに、娘のクラスメイトと
一緒になって、"フルーツバスケット"や
"ぶたのしっぽ"(確かそんな名前…)
などのゲームをやる時以外は
基本的に、わたしは、娘に
「かあさん、一緒の空間にいるよ!」
と言う、安心感を与える為に
居たわけだから、やる事がない(笑)
だから、本をたくさん読めた。
それまでは、育児書など読む暇が
なかった。
わたしがせっせと読んでいたのは
シュタイナー関連の本と
心理学者の河合隼雄さんの本。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29008307/picture_pc_6e87293674b9b7875a96d0d4006ae4ba.jpeg?width=800)
河合隼雄さんは、心理学者で
京都大学名誉教授で、
国際日本文化研究センター所長で、
元文化庁長官、
国行政改革会議委員、
日本人初のユング派分析家資格取得者で…
と、
すんごい、肩書きの持ち主なのに
すごく、読みやすく、わかりやすい言葉、
優しい文章の本を何冊も書いておられる。
わたしは、なんかちょっと
肩に力が入ってきたぞ!って時には、
『こころの子育て』をそっと開く。
約20年前に出版された本だけど、
全く色褪せないどころか、
今もこれからも、より大切になる事
ばかりが凝縮された1冊で、
Q&Aの構成になっている。
わたしが、たまに、開いて
必ず読み返すのは…
23.
Q 子どもが動物を飼いたがるのは、
どうしてでしょう。
A 動物は親なんかより
自由な生きかたをしているからです。
この23章で特に好きな、くだりがある。
"ほんとはわれわれだって動物なんだから
動物的感覚で自然に親と子を
やっていたらいい、というところが
あるんです。それをぼくら現代人は、
さっぱり忘れてきてるわけです。
なんのかんのと難しいこといわなくても、
一緒にゴロ寝でもしてた方が
よっぽどいい。"
ついつい、忙しなく動いてしまうわたし、
ゴロ寝でもしてた方が
"よっぽどいい"
ここ!
肝に銘じて、ゆるりと
親と子をやっていきたい(^^)
そして、母子登校中に救われたのは
26.
Q 子どもが学校に行きません。
どうしたものでしょうか。
A せっかく行かないのだから
「チャンス」と思ってください。
"不登校で3年おくれたとしても、
ほかの人が80歳で死んで、
自分は83歳まで生きれば
それであいこでしょう。
まあそれくらいの気持ちでいたら
いいんです。"
これを読んで、随分と気持ちが
楽になったのを、思い出す。
楽観的なわたしは、娘の登校拒否を
重く受け止めてなかったけれど、
長引くとやはり、モヤモヤとしていたのは
確かで、河合隼雄さんの言葉の
数々にとても救われた!
兵庫県のご出身で、本の中で
度々出てくる関西弁にも親しみを覚える。
わたしのエネルギーチャージには
河合隼雄さんの本と、和菓子!
があればいいかなぁ(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?