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HSC/ひといちばい敏感な子 の お手本みたいな我が娘【思い出】

2017年7月。当時まだ、HSCという
言葉は全然世の中に浸透していなかった。

今でも知らない人はたくさんだし
教育に関わる仕事の人でも
全く知らないということもある。

だけど、2019年の今は
書店に行けば、HSC/HSP関連の本を
たくさん見ることができるように
なったし、ネットの世界でもHSCで
検索すればいっぱい情報を
得られるようになった。

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運命の本と出会って、まず
やってみたのは
「HSCかどうかを知るための
23のチェックリスト」。
エイレン・N・アーロン博士が作られた
リストだ。

13以上、当てはまればHSCと判断する。

娘の該当項目は21コ!!
HSCのお手本みたいな子だな
と、思った。

チェック項目については
以下の通り

01 すぐにびっくりする
02 服の布地がチクチクしたり
靴下の縫い目や服のラベルが肌に
当たったりするのを嫌がる
03 驚かされるのが苦手である
04 しつけは、強い罰よりも
優しい注意のほうが効果がある
05 親の心を読む
06 年齢の割りに難しい言葉を使う
07 いつもと違う臭いに気づく
08 ユーモアのセンスがある
09 直感力に優れている
10 興奮したあとはなかなか寝つけない
11 大きな変化にうまく適応できない
12 たくさんのことを質問する
13 服がぬれたり、砂がついたり
すると、着替えたがる
14 完璧主義である
15 誰かがつらい思いをしている
ことに気づく
16 静かに遊ぶのを好む
17 考えさせられる深い質問をする
18 痛みに敏感である
19 うるさい場所を嫌がる
20 細かいこと(物の移動
人の外見の変化など)に気づく
21 石橋をたたいて渡る
22 人前で発表する時には
知っている人だけのほうがうまくいく
23 物事を深く考える

娘は、「大きな変化にうまく適応できない」と「静かに遊ぶのを好む」は
あてはまらないが
そのほかの21項目には
ピッタリ当てはまる。

赤ちゃんの頃から
洋服のラベルは全部切り取っていたし
タイツや靴下は、せっかく買っても
「なんか気持ち悪い」と娘が訴え
買い直すこと、多々あり。

ちょっと濡れては
「お着替えさせてー」と言って
幼稚園の先生にお手間をかけていた。

理想の自分像が高く
そこに辿り着かないと泣く
完璧主義。

人混みの中や騒々しい場所は
頭がガンガンすると言ってイヤがる。

ただの筋肉痛で、転がり回るほど
痛がる。

などなど、、、

全部HSCという気質なんだなと
とても納得した。

1年生になる前に
この本に出会っていればなぁ。

今からでも遅くない。
出来ることから始めよう!
と思った。

1学期もあと少しで終わり。
カウンセラーの先生との面談は
今学期はもうないので、とりあえず
担任の先生にだけでも伝えようと
少し時間をいただき伝えた。

担任の先生は
HSCはご存知なかったけれど
そういう性質の子なんだと言うことは
理解して下さった。

「ひとクラス30人以上いて
娘さんだけに気を配り
特別扱いするのは難しい。」と
仰った。

もっともだと思った。

特別扱いしてもらいたい訳では
決してない。
不安な気持ちになるとすぐに表情に
出る子だから、その時だけでも
何かフォローをしてもらえたら有難い。
そう思ったのだが、、、
そこまで、お願いはできなかった。

これまでの母子登校で
わたしは、先生方の朝早くから
夜遅くまでの激務を見てきたから。

娘にだけもう少し気を配って下さい。
とは、どうしても言えなかった。

娘の気質を理解してもらえた!
それだけで、十分である。

2学期早々に、スクールカウンセラーの
先生との面談がある。
その時にもっと踏み込んで相談しよう!
と決め。

夏休みを迎えた。


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