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HSC日記

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ひといちばい敏感なHSCの娘の過去と現在進行形と。
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2019年12月の記事一覧

ついに!お弁当持参で一日中の付き添いが始まった!!【思い出】

9月1日。 学校にうまく通えない子どもたちに とって、いちばんイヤな日。 内閣府が発表した情報によると 過去40年間の18歳以下の自殺者数は 9月1日の夏休み明けに集中している という事だ。 小学1年の娘は、学校にうまく通う事が 出来なかった。彼女にとって 9月1日は、恐怖の日だ。 じいちゃんの家から自宅に戻った 8月6日頃から毎日のように 「あー、学校イヤだなぁ。」と 呪文のようにつぶやいていた。 夜は 「学校でイヤな目に遭う夢を見る。」 との事。 覚悟はしていた

選んで来てくれて ありがとう【思い出&今日】

今日。 2019年12月20日は娘の 9回目の誕生日。 ついこの間、産み落とした ばかりと思っていたら もう9年も経つなんて、、、 そりゃ、わたしも歳とるわけだ!! 9年前… 予定日の2010年12月14日になっても ぜんぜん出てくる気のない娘。 一日、また一日と予定日が過ぎてゆく。 お医者様に 「もう、早く産みたいです。」 とお願いし 「じゃあ、12月18日までに 産まれなかったら 陣痛促進剤を打って分娩しましょう。」 という運びになった。 娘は出てくる気配なし

HSC/ひといちばい敏感な子 の お手本みたいな我が娘【思い出】

2017年7月。当時まだ、HSCという 言葉は全然世の中に浸透していなかった。 今でも知らない人はたくさんだし 教育に関わる仕事の人でも 全く知らないということもある。 だけど、2019年の今は 書店に行けば、HSC/HSP関連の本を たくさん見ることができるように なったし、ネットの世界でもHSCで 検索すればいっぱい情報を 得られるようになった。 運命の本と出会って、まず やってみたのは 「HSCかどうかを知るための 23のチェックリスト」。 エイレン・N・アーロン

恐怖のプール授業を体験し運命的な本と出会う【思い出】

1学期の終業式まであと10日ほど。 相変わらず、朝は泣く 直接教室には入れない 2時間目あたりまで 母付き添いでないと授業が 受けられない。 の、娘ではあったが、、、 このスタイルでなんとなく 落ち着いて来たので あとは 時間が解決してくれるかな? と思っていたのだが 甘かった。。。 水が大好き、プールが大好きな娘は 大張り切りで、すごく楽しみに プール授業の初日を迎えた。 小学校のプール。 わたしは楽しい記憶が残っている。 「暑い日にプールに入れていいねー! 楽し

はじめての 父母子登校【思い出】

ある日、わたしがどうしても授業に 付き添ってあげることが出来なくて 夫が授業に付き添うことになった。 朝一で 「今日は母さん付き添えないから 代わりに父さんが一緒に行くね」と 伝えると。ものすごく不安そうで 今にも泣きそうな娘。 「学校までだけでいいから 授業の時はいなくていいから 母さんも来て欲しい」と娘が言うので 初めて、夫、わたし、娘で登校。 いつものコースで まずは保健室へと向かう。 それから、嫌がる娘を説得し なんとか教室へ連れて行った。 完全ワンオペ育

母子分離不安/ボシブンリフアン とはなんぞや【思い出】

小学1年生の1学期もそろそろ 終わりが見え始めた。 担任の先生、スクールカウンセラー との面談の中でたびたび耳にする ようになった 「母子分離不安/ボシブンリフアン」 初めて聞く言葉。 いったい、母子分離不安とはなんなのか? 当時、色々調べて分かったのは 娘は「母子分離不安」のちょうど 第1ステージにいるという事。 これからまだ先、第2、第3、第4と 続くという事。 ガーーン! まだまだ、初期段階なんだ! 4月から始まった小学校生活。 もう普通のお母さんの6年分以

娘と一緒に 35年振りに小学一年生の授業を受ける【思い出】

まずは保健室に行き しばらく娘と一緒に過ごしてから わたしは帰宅する。 ということを、しばらく続けていた。 が。 1ヶ月を過ぎた頃から また事態が悪化した。 保健室に行ったら、記入する 「来室カード」を「書かない!」 と、娘が言い出したのだ。 「カードを書き終わってしまうと 教室に行かないといけないから 書かない。」と、、、。 1ヶ月もすると 保健室の先生がそろそろ頑張って 直接、教室に行こうか! と仰るようになった。 なんとなく保健室での長居は しづらくなった。

母娘なかよく 毎日 保健室登校【思い出】

保健室登校の初日は 涙を見ることがなく これは、順調な滑り出し! しばらくしたら、保健室に 行かずに教室に入れるかも! と、期待を膨らませた。 が。 保健室登校2日目。 家を出る前から泣いている。 「今日も保健室に行くから 大丈夫だよ。」と、声をかけてみる。 「保健室に行ったって、 すぐに教室に行かされるもん。怖い」 と娘。 「怖い」。このワードにちょっと 引っかかった。「イヤ」ではなく 「怖い」。 教室=怖い と、娘は感じているとしたら 原因は何だろう? 保健室登校

保健室登校のはじまりはじまり〜!【思い出】

スクールカウンセラーの先生が 学校にいらっしゃると 知ったわたしは 早速、担任の先生を通じて 面談の予約を入れる。 どうやら、カウンセラーの先生は 都のカウンセラーと 区のカウンセラーが それぞれ、週に1日ずつ 来校されていると知る。 カウンセラールームの場所も 初めて知ることになる。 2017年5月下旬 都のカウンセラーと面談。 入学から今までの、約2ヶ月間の 娘の様子を聞いていただき 今後どうするか?を 話し合った。 結果 大泣きしたまま教室に入るのは 良くないの

ゴールデンウィークが明け 激化する登校拒否【思い出】

学校にいかなくてもいい 娘にとっては夢のような ゴールデンウィーク。 夢のようなゴールデンウィークは あっと言う間に過ぎてゆく。 終わりに近づいてくると だんだんと不安が膨らんでいるのが 学校イヤだオーラがメラメラと 燃え上がっているのが、、、 感じられた。 明けて登校日。 予想通りに、朝から大泣き。 なんとか支度をさせて 母娘で学校へ向かう。 ゴールデンウィーク前から 登校班で行くのは すっかりあきらめていた。 娘の行き渋りはだんだんと激化。 歩いて10分の距離に

娘の涙をキッカケに環境問題について考えてみる【今】

肌布団一枚では寒くなってきた 秋の終わりのある夜の事。 娘が布団の中でポロポロと 涙を流していた。 「どうしたの?」と尋ねてみたら 「死ぬのが怖い、、、」と 8歳の娘が答えた。 死ぬにはまだ早すぎる、急に何を 言い出すのだろうと心配になり 娘と話してみた。 お昼に聴いていたラジオで 「今から30年後、、、 環境汚染と温暖化が進んだ結果 人々は食べる物がなくなり 死んでしまう」と話していたとの事。 もちろん、8歳の娘は 「温暖化」「環境汚染」などの 単語は知らない。 わ