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【前代未聞】5/20追記・NHK健全化のために伝えたい ニュースウォッチ9組織的捏造報道の深層

※5/20 資料追加&加筆修正の上、コメント欄への返信の形での追記もしました。改めて皆さまご確認ください。NHKの健全化を切に願います。

5/15に放送されたニュースウォッチ9(以下NW9)の捏造報道が社会的に問題視されています。

要は「新型コロナワクチン(mRNA)接種後に亡くなられた方のご遺族を、あたかも新型コロナウイルスに感染・発症して亡くなったように捏造した」という事です。しかも、取材当初から組織的に捏造を画策し、キャスター陣さえも総出で加担したのです。

NHKは報道局とメディア戦略本部(旧・編成局計画管理部)総出で対応に走りますが、既に、取材風景の動画までアップされており、詰んでいます。

今回は、私宛に協会内から寄せられた情報提供をベースにNHK内での動きを追い、この問題にどう落とし前を付ける事がNHK再生に必要か提言します。

提案は「映像センター」所属の「編集マン」から

今回の企画は、そもそもインターミッション的に「5類になったけどコロナ禍を風化させない」という狙いで制作されたショートムービーです。

提案者のMについては、当初カメラマンという情報を私は出してしまいましたが、若手の編集マンだと判りました。通常、編集マンは、余程大きなインパクトのあるネタでない限り、V作りをディレクションする事はあり得ません。あくまで素材を一定の方向性で編集(構成)するのがミッションですので。

なぜ提案が採択されたかはわかりませんが、新型コロナワクチン接種後の体調不良や死亡という極めてセンシティブな事案を扱うには、明らかにMにはスキルも経験も不足しています。

最初から捏造は既定路線だった

実際、事前の連絡メール(記者系の連絡手段)には次のような記述があったという証言が私宛に複数寄せられました。

NHK関係者からの情報提供

同様の証言は複数寄せられています。

※5/20追記 関係者全員に周知された連絡メール原文も入手して確認しました。「コロナ禍で家族亡くした遺族3名。副反応でなくしたと訴えるが表現は慎重に。5類になっても忘れて欲しくない、という方向で」と記述されています。

しかも、インタビュー起こしも全スタッフに共有されていました。読まなかったのかもしれませんが、出演者含めて、当事者意識があれば全員が読むことが出来るものだったのです。

放送後、火に油を注いだTwitter謝罪

放送直後から疑問や怒りの声が噴出。放送翌日の5/16、朝からNHK上層部は騒然としていました。

幹部の情報なので、もうバイネームで書きますね。違うならNHKさんの方から否定して下さい。

対応に当たったのは、二瓶主幹、梶原編責、新野編集長。メディア戦略本部(計画管理)の矢野が「火消し」を指示したという情報があります。その上で、投稿されたのが次のTwitter謝罪文でした。削除済みですが、公益のためスクショを引用します。

計画管理部も介入した謝罪文(初稿)

あくまでも「Twitter動画の伝え方に誤りがあった」という文言ですよね。実際は放送本編の方が重大な上に、最初から既定路線だったのに。

もちろん、この投稿での鎮火はなりませんでした。取り下げの上、次の文言で再投稿されました。

追加されたのは「コロナウイルスに感染して亡くなられたと受け取られるように伝え」の部分です。推測ですが、関係者の直接抗議を受けての事でしょう。

翌日、NW9エンドでの形式的謝罪

本来なら放送法4条や9条にかかる訂正放送が必要になる案件ですが、5/16の放送での謝罪でNHKは幕引きを図ります。

実際、この事案に興味を示していたある雑誌社は「謝罪している以上、追及は難しい」と手を引いてしまいました。一定の効果はあったと言えます。

偏向報道はトレンド入り、「ふれあいセンター」には問い合わせ殺到

ただ、一般の方には全く効果が無かったようで、Twitterはトレンド入り、問い合わせも殺到しているようです。

NHKからはテンプレ的に次の回答が戻されています。Twitterからの拾い物ですが、これも公益のため共有致します。

NHKからの回答文

NHKは問い合わせには必ず返答する義務があります。納得できなければ何度でも、次の記事を参考に【要回答】と書いて問い合わせて下さい。

問題の根源は、フェイク・バスターズ等声なき声を「フェイク」と記号的に切り捨てた姿勢

では、何故そもそも今回のような問題が起きたのか?

背景にはNHK報道局のそもそものスタンスの問題があります。

実際、新型コロナワクチン接種は、国の意向もあってキャンペーン的に接種が勧奨されていました。実際、副反応(副作用)は過去日本で承認されたどのワクチンよりも重く、リスクが大きいものでしたが、ウイルスの病原性を鑑み、ベネフィットが上回るという事で2回目までは私も推奨寄りの放送を出しました。

その一方、フェイクバスターズ(担当:藤松翔太郎)のように、ワクチン接種後の有害事象をあたかも全て「多数に打てば直後に体調を崩して亡くなる方もいる」的な切り捨て方で伝え続けたものもありました。

事ここに及んで、「死亡と因果関係が否定できない」という公的認定がなされても検証する姿勢をNHKは一切見せていません。

当事者の「理解されないつらさ」を切り捨ててはいけない

NHKも主体的にワクチン接種にかかるリスクも科学的に検証し、なぜ起こりうるのかを明らかにしてくれば、こんな事は起きなかったと私は思います。

力及ばずながら、私は心筋炎・心膜炎は相当に深く取材して出しましたけど、NHKで正面から扱ったのは、その1本だけのはずです。

問題の取材風景のYouTubeを見れば分かりますが、接種後の異変について、偶然とは考えづらい訴えをご遺族の方は口にされています。

科学的に検証して、少しでも真相に迫る事が出来ていれば、ご遺族の方々のわだかまりも幾分は減らせたものと想像します。

こうした問題の発生時に「フェイク」と切り捨てに掛かる姿勢をNHKや大手メディアが率先して取ってきたからこそ、当事者を追い詰めているのです。

科学的に精密な検証の結果、やはり因果関係が否定されたなら、そう報じれば良いのです。

報道局の担当者は更迭やむなしか

原体制になった直後の特大不祥事は、今後、不払いに発展する可能性もあります。

放送の担当者だけでなく、見過ごした者や、対応を過った者も全員ケジメをつけるべきという声がNHK内からも上がっています。

合わせて、取材のエビデンスレベルが低い「フェイク・バスターズ」なども打ち切った方が良いでしょう。検証されたらボロが幾らでも出ますよ、あれも。がんの回も酷かったからね。

今回の件は、NHKの報道姿勢そのものに関わる問題です。速やかに検証し、処分や再発防止策をNHKは公表すべきでしょう。

※5/17夜追記 組織的捏造の実相

これまでに無く多数の情報提供を頂き、今回の捏造がいかに根深いものかが見えてきました。

①関係者は全員納得の上、組織ぐるみで捏造した
企画の担当ディレクターは若手編集マンのM。「手を挙げてるし、やらせてあげようよ」というノリで、「5類になっても風化させない」をテーマとした「新型コロナ感染死された方の遺族インタ」で繋ぐエンドV制作がスタートしました。

Mは取材経験が乏しく、そんな人物に取材先の遺族を紹介する記者などは皆無。取材は頓挫し、追い詰められたMはワクチン接種後に死亡された方の遺族会に正面から取材を依頼しました。

当初から趣旨は違うので、上司からは「副反応とは言わない」、「風化させない」の2点を守るようにロケ前も指示がありました。

結果は取材風景の通り。インタビュー起こしも全文が関係者全員に共有されましたが、あのように編集されました。

「コロナで死のうがワクチンで死のうが、広い意味ではこの3年のコロナ禍での死者と言っても間違いないのではないか」と、編責(編集責任者の略、実質のトップ)のKと同じく統括ポジションのI、調整CPのS、演出 CPのYらが合意したそうです(録音等は未確認)。

※5/18追記
KとIが2回試写して、あのVが放送されたそうです。

※5/19追記
NHKは読売テレビの取材に対し、「担当者は遺族の思いを伝えるという趣旨から外れないと考えていたと説明していますが、認識が不十分だった」と話したという報道が読売テレビからありました。上記の内容が報道でも裏付けられたと言えます。

内輪の論理だけの協議を経て、ニュースウォッチ9であのVTRが放送されました。

※5/20追記 尻尾切りではなく、厳しい検証と上層部の裁きがNHK再生に必須

試写は、責任者全員がインタビュー起こしも全員手元に持って臨んだそうです。にも関わらず、「ワクチン関連という情報共有が無かった」と幹部は責任逃れを画策しています。

通常、試写では取材先のバックグラウンドの確認はもちろん、インタ起こしを細かく点検し、編集が事実を歪めていないか必ずチェックします。

時に、尺の関係で「作文」する事はありますが、それとて全体の趣旨を歪めない事だけは絶対に死守します。

今回は試写で確認を怠ったとすれば「字幕問題」を受けて厳格化された試写体制が遵守されていなかった事になります。また、確認の上での組織的捏造ならば放送倫理違反の度合いはより重くなります。

いずれにせよ詰んでいますが、ダメージコントロールの観点から「試写での情報共有が不十分だった」という線でNHKはストーリーを作るでしょうね。

そして、政治部・社会部に比して力が弱い「映像センター(編集)の責任して上層部は逃げ切る気だと私は推測します。

それは絶対に許してはいけません。

※初出時からIの肩書きを修正しました

②主犯のひとりIは出家詐欺の当事者
驚くべきは統括ポジションであるIの素性です。

※初出時、KとしましたがIとの事で修正致します。

BPO案件になり、NHKの信頼性を揺るがせた出家詐欺を担当した記者の上司との事です。

出家詐欺を総括せずに隠蔽で過剰演出扱いにして有耶無耶にしたからこそ、BSの字幕問題が起きました。で、今度は出家詐欺の当事者のひとりが、今回の捏造を主導したのです。

今回の件を受け、職員の多くから「組織的な捏造だ」という声が私の元に届きました。

こんな状態で何がファクトチェックだのフェイクバスターズだのインフォメーションヘルスなんでしょうか?自己批判からやるべきです。

③抗議は「ひろしまタイムライン」超えか
近年、NHK宛に猛抗議が寄せられたものと言えば「ひろしまタイムライン」が記憶に新しいです。

今回既に抗議はそれを上回っているようです。こちら、実際のデータとされる書類を見てみましょう。

視聴者の抗議データ 公益の為引用

1870件は前代未聞です。これだけ抗議があると、大規模な不払いに発展するリスクは大きいでしょう。

④まずはBPO案件化回避を画策する上層部
この件の対応は、メディア戦略本部(計画管理部)の方もやり甲斐があるでしょうねぇ。

今、聞きしによれば、まずはBPO案件化の回避の為に取材先の懐柔をNHKが試みているようです。

BPO案件になると、調査報告が必要になります。すると、組織的隠蔽も詳らかになります。

※5/20追記

もし放送法9条の「訂正放送」に及んだら大ごとです。NHK的にはネット受信料を取るためにも「存在するだけで健全に情報を濾過している」という建前を求めているからです。

訂正放送と放送の訂正

だからこそ、「訂正放送」ではなく「放送の訂正」で幕引きを図ろうとしたのです。それなら「単なるミス」扱いで、私だって何度もやってきましたからね。

しかし、今回のような件は、対応を誤るとデジタル・タトゥー的に働き、未来永劫、捏造と隠蔽のNHKというレッテルが貼られる事になるでしょうね。

私は、今回の件については、逃げずに正面から組織的な捏造と認め、担当基幹職(管理職)全員を未来永劫放送業務に付けないような厳罰が要ると思います。

そして、NHK自身の手でも調査をして、なぜ起きたのか?再発防止策は?を社会に向けて発信すべきでしょう。

NHKには、隠蔽に成功したものが重用されるような組織風土を一新し、NHK健全化に向けて歩みを進めて欲しいと切に願います

まずは定例の会長会見を雑誌やWebメディア・フリー記者も対象にフルオープンで開催できるか?ジャニーズ報道との整合性を考えるなら、そこがキーポイントになると私は見ています。

もし宜しければサポート頂けると幸いです。取材費の他、Twitterのプロモーション費などNHK健全化の為の取り組みに活用させて頂きます。