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【連載】NHKニュースクリップ(2022年10/2号)

今回からタイトル画像を私自身が撮影した季節の写真に変更することにしました。その方がいつの時期のニュースか分かりやすしでしょうからね。

しかし、今週もまたネタに事欠かない1週間だったと言えます。私もこのnoteのネタがいつまで続くか正直心配だったのですが、全く尽きる気配がありません。

NHKが発信する情報以外に、私の元にもたくさんの内部通報が寄せられています。それだけでも年内いっぱい回せるんじゃないか?という感触です。

「国葬中継」世帯視聴率が高いだけで大騒ぎするNHKの愚

国葬中継自体は、NHKは映像に批判的トーンをかなり盛り込んでいました。その件は、こちらの記事にまとめましたので、ご一読ください。

わざわざ提供映像に乗っからずにユニ(独自)の中継カメラも入れた甲斐があったのか、世帯視聴率が良かったらしいです。

日中の中継なんて、それこそ暇な高齢者しか見ていません。んなことを誇ったって意味は無いのですが、「考査週報」ではきっと「視聴者の期待に応えた」と得意満面なのだと思います。

その熱意とリソースを少しでも台風の災害報道に傾けていれば、というのが私の正直な感想です。

それでいて、大雨被害に配慮して放送を休止することには躊躇しません。確かに夏に水辺の中継を構えていると「水難事故があったら無し」というのはNHKの常識ではありました。しかし、視聴率コンマの番組内の送電鉄塔を楽しむ企画を、土砂崩れに配慮して飛ばすってのは理解できないです。

そんなことで難癖つける視聴者いると思います?いませんよ。何なら静岡の中高生だって楽しみにしていたかもしれないわけで、明らかに判断がおかしいですね。NHKの編成に正常な判断力を期待する時点で間違いですが…

酷評のちむどんが最終回

ようやく酷評の朝ドラが終わりました。

朝ドラが悪いと、総合テレビの朝8:00〜8:15に陣取っている関係で、前後の番組まで全部巻き込んで沈没させてしまうんですよね。

当の朝ドラ制作班には、そういう責任感は全くありません。だから、終わりに5秒も無音を入れたりと喧嘩を売るような真似をしています。

しかし、私は近年の朝ドラって台本でしか見たことないんですよ。先々の台本を見て「ふーん、こんな展開なんだ」って確認するだけ。だから全然思い入れもありません。

ただ、脚本家の3人体制が働き方改革の一環ってのは俄には信じられないです。確かに、NHKが業務委託や下請けの人たちの勤務環境にも気を遣うようになってきたのは事実です。

当の私も下請けの皆さんの労働環境改善には最大限のリソースを使ってきました。だって、彼らがNHKの根幹を支えていますからね。不甲斐ない職員の尻拭いを夜を徹してやらされている人もまだまだ大勢います。

言葉を選ばずに言いますが、職員は究極的には過労死したって良いんですよ。職員が職員の責任のもとやってるんだから。

これが、もし職員の命令または圧力のもと下請けの皆さんを過剰に働かせて過労死させたと認定されたら、その責任は遥かに重大です。実際、そういう事案は今までも無数にありましたので、これから表沙汰になってくるかもしれません。持病の悪化で急死したことになっている方、業務の都合がつかなくて精密検査を受けられずに手遅れになった方。ぶっちゃけ大勢います。

相次ぐ“処分”も公表は消極的

先週は処分もいくらか発表されましたが、何も発表していないに等しい内容でした。そのため、私も取材をかけています。

まずは高野山の参道ですね。この手の技術が関与する事案って結構多いんですが、結局は現地で工事を監督するような当然のことをしないから起きるのだと思います。

ただ、このようなものは究極的にはNHKが加入している保険で対処できます。別に故意に破壊したものではないですからね。

ですが、こちらの40代管理職の死亡事案は全く異なります。現在、私の元に多数の情報提供が寄せられています。そこでNHKに問い合わせて裏付け取材を行っている最中ですが、とんでもない“不正”が潜んでいるようです。

懲戒処分を受けた上司のうちひとりは、実は“出家詐欺”の首謀者としても懲戒処分を受けていたという情報があるのです。その後、この過労死を引き起こした責任で今回も懲戒処分を受けました。

では、今、その人物は何の役職についているのか?私の元に寄せられた情報を元にして局内取材を行ってみると、「労務・リスク担当」として報道系の要職についているらしいことが見えてきました。内線番号も分かってるから、外線から掛けてみようかな?

全く信じられない話です。だって、のちに「字幕問題」に連なる不正の原点とも言える“出家詐欺”の清算すら出来ていないのに「リスク担当」に就き、さらに、過労死を引き起こして懲戒処分も受けながら「労務担当(働き方改革)」も兼務しているのですよ?

まぁ、NHKってみずほ崩壊の“戦犯”が会長になるような組織ですからね。さもありなんという感じです。

背景にあるのは、管理職(基幹職)以上になると、懲戒処分がむしろ“勲章”のように機能するというNHK特有の病理です。端的に言えば、「組織の“盾”となってよく頑張った!感動した!」ってことです。

文藝春秋企画も一旦終わったので、次は、悪事を働いた職員たちがその後どうなったのかを追跡する「それから」企画を立ち上げる予定です。

乞うご期待、と同時に、情報提供も是非よろしくお願い致します。

もし宜しければサポート頂けると幸いです。取材費の他、Twitterのプロモーション費などNHK健全化の為の取り組みに活用させて頂きます。