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LE SSERAFIM - EASY

方向性を変えてきた!?

LE SSERAFIMのフルアルバム『Unforgiven』では強い女性をイメージさせるトラックが多かったのですが、『Easy』は良くも悪くも、少し力を抜いたような印象を受けました。いかにもパワフルな曲は1曲目のみです。私はあまりトレンドには詳しくないのですが、イージーリスニング系に進んだといっている人も多くいるようですね。(古いイージーリスニングしか知らない・・・)

ダンスはHARD

リードトラック「Easy」を聴いて分かるように、前作よりも少し暗いイメージです。1曲目の「Good Bones」は、前作よりもハードなロックサウンドなので、一瞬かっこいいロックポップでも始まるのかと期待してしまいました。前作はバラエティに富んだ作品でした。今作はどの曲も平凡で、特に驚くような曲はありません。でも、前のアルバムよりリピートしまくっています。純粋に「Easy」と「Smart」が気に入っています(笑) ラストの「We Got So Much」はかなり惜しい曲に聞こえます。もう少し曲を長くして、終盤で聞こえるシューゲイザーギターサウンドを大胆に使えば盛り上がりそうなのにな… 短いせいでもう終わり?って感じです。
好き嫌いは別として考えると、あまりにも普通でBGMとして流すにはちょうどいいという評価です。「Easy」のダンスはHARDなのでライブ映像とかを見て楽しめば魅力は倍増します。

こう思ってしまうのは、このアルバムの前にゲームのコラボ曲としてリリースされた「Perfect Night」が最強すぎたのかもしれません。あの曲はかなり良かった… 曲の系統としては同じなのですが、「Perfect Night」はやはりメロディの良さが光っていました。『Easy』全曲あっても勝てないかも!?今の人気を考えると、どんな曲を出してもある程度売れてしまう。次はもう少し良いメロディが欲しいところです。

相変わらず種類の多いCD

今回もCDのパッケージバリエーションが多いです。写真集が着いた(CDがおまけ?)バージョンが3種類。コンパクトバージョンは各メンバーのバージョンがあるので5種類あります。そしていつも通りトレカはランダム。ミニアルバムなのに豪華仕様です。もう少し種類を減らしてほしい…

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