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カカオの魅力を伝え隊(2)! カカオフルなグラノーラ

チョコレートの厚さが自慢のDari Kのプレミアム・チョコレートですが、「バックパックに入れて自転車で走っていたら、中身がビッシャビシャの液体になってたんですよ」とインドネシア駐在員の足立が語るところによると、インドネシアではその厚さもなくなってしまうほどの溶けようだとか。

カカオの産地、インドネシアは赤道直下の国でもあります。そもそも、カカオが育つのは赤道の南北緯度20度以内の地域で、農園も丘陵地帯にあったりするなど地理的な条件から電気が通っていない(=冷蔵庫がない)ところもあるらしいのです。
貧しくてチョコレートが買えないというのもありますが、地理的・気候的な条件からもチョコレートを食べるには適しないというのも、カカオ農家が最終商品のチョコレートを食べたことがないという要因の一つにあるようですね。

代表・吉野が創業以来、「カカオ=チョコレート」という思い込みをなくして、もっと色んな形で楽しむ方法を提案したいと考えていたのも、カカオ生産地で自分たちが育てているものがどういう食べ物なのか農家の人たちにも知って欲しいと思ったから。自分が育てているものが、どんな味がするのか知らなければ、より良いものを作るというモチベーションにはつながりませんものね。
吉野は今までに、カカオふりかけ、カカオ味噌、カカオジャンドゥーヤなどの商品を提案してきました。まだ商品化までは至っていないレシピもあるようです。

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Dari Kに入社して5カ月(=カカオの魅力に目覚めたばかり)の私は、まだそこまでの境地には至らず、スイーツに近いところでグラノーラのレシピをご紹介します。
食物繊維豊富なオーツ麦のほか、ナッツやドライフルーツを入れて鉄分やアンチエイジングに効果的なビタミンを摂取できるグラノーラ。混ぜてオーブンで焼くだけ、おうちでも簡単に作れます。
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●カカオフルなグラノーラ (2食分)●
【材料】
オートミール 45g
全粒粉 27g
ココア 3g
ホールアーモンドなど粗く砕いたナッツ 45g
牛乳 20cc
きび砂糖15g
メープルシロップ 20cc
なたね油など植物性油 20g
(最後に加えるもの)
クランベリー・ローストカカオ豆・クーベルチュールチョコレート(細かくしたもの)をトータルで40gほど

【作り方】
① 小さめのボウルにきび砂糖、メープルシロップ、なたね油を入れて、砂糖のざらざら感がなくなるくらいまで、小さい泡だて器でしっかりと混ぜる。

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② 別のボウルにオートミール、ナッツ、全粒粉、ココアを入れて、ゴムベラで混ぜ、①を加えてざっくりと均等になるまで混ぜる。

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③ オーブンシートを敷いた天板の上になるべく薄く広げ、150℃のオーブンで40分焼く。
④ 冷めたら、手で大まかに砕いて、細かくしたローストカカオ豆、クーベルチュールチョコレート、ドライフルーツを入れて混ぜる。

密閉容器に入れたら2週間程度保存可能です。

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