不登校の戸惑い【5】

おうちでの過ごし方(揉め事)

お腹が痛いから学校を休む。

これが日常となった。

この中で、家にいながら勉強を試みる
不登校の我が子と、母親のもめ事

子
『音楽聞きながら勉強したい。』

母
『ダメ！
今の時間はみんな学校でしょ？』

子
『それで？なんだめ？』

母
『皆は学校で音楽聞きながら
授業受けてますか？』

子
『それで何でダメなの？
意味がわからない。』

『マジムカつく。』

母
『ダメに決まってるでしょ。』
『何でも自由に出来るとおもうなよ。』

と。

声を荒げながら
お互いヒートアップする。

こんなやり取りが、
庭で読書中に聞こえてきた。

丁度
『ファクトフルネス』
という本を読み終えたところたった。

本が訴えたい内容と、この事案が
リアルタイムにリンクしたのだ。

【どっちもどっちだが、何が正解かをお互い価値観が違う】

この本で言う
思い込みと真実の違いが
しっくりきた出来事だった。

頭に叩きこんだ本の効果が
早速ためされた。

音楽を聞きながら勉強しちゃダメ
なことなどはなく、
また、
スマホで音楽を聞きながら授業を受けて良いか

これも許されない。

世間的に、世界的に
何が正解か。

正解などないのである。

だからもめるのでしょう。

未熟なイチゴ(庭にて)

普段ならどちらかに加勢するところだったかも。

家族であるが、
客観的で冷静に物事を見ないと
"よろしくない方向"に向かうと思えた。

ボクもどちらが正しいとか判断できない。
なんだか、コロナ禍における
人々の行動のように
一体どうしたら良いか？
の想いに似てるようである。

おわり。