1/1 「新年のご挨拶」「新年カレー」「写経について」「もろこしさんとの対談」

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

いつも記事を読んでくれている方、たまに読んでくれている方、ありがとうございます。

本年はnoteにて昨年とはまったく違うコンテンツをつくっていく予定ですのでお楽しみに。

本年も何卒よろしくお願いします。



新年カレー

新年早々、カレーを作りました。まったく新年感がなくてすいません。

今回は、煮込む用の野菜を減らして、とりむね2枚を「とりむね1枚+豚レバー」にしました。煮込む用の野菜はニンニク生姜長ネギのみ。

具は、タマネギとじゃがいも。にんじんは今回はなし。

結論、大成功!

カレー全体の味にまったく悪影響なし。コロコロに切った豚レバーの味は、くさみもないし濃厚でとてもうまかった。

豚レバーは安いし栄養豊富。

いや〜試してみてよかった〜。安い肉をおいしく調理できるようになった。とりむねと豚レバー。次は何の肉にしよう。


写経について

今年から写経を始めます。とはいっても別に経典も聖書も使わないし、読んだことすらありません。

自分で法をつくり、それを写経します。

まだまだ決まってないことばかりで、たぶん毎日のように修正と追記を繰り返していくと思いますが、これを積み重ねることが僕にとって最も必要であることだと、去年の経験からそう思います。

積み重ねるとは「言葉にすること」と「手を動かすこと」です。それ以外には何もありません。それを毎日やることが祈りの基礎となると確信しております。

きっと、僕以外の人たちにも役に立つことだと思うので、ぜひやってみることをオススメします(まだやってもないけど)。


写経と言われてもピンとこないかもしれませんが、簡単に言えば「思い出したいことを言葉にして保存しておいて、それを毎朝書いて思い出すことにより、その感情を身体に貼り付けて、さらに深い問いを誘発する」そんな感じです。

1つだけだと弱いので、10個くらいベースとなる文章を考えると、より自分の欲望する人生の全体像が見えて良いのではないかなと思います。

ちなみに僕が新年の抱負を10個以上書いたのは(理由はあとづけですが)このためです。

新年の抱負を写経しつづけることで、自分の望む道につながっていくと思っています。


朝はちょっと遅かったし、年賀状を送っていたので朝イチとはいきませんでしたが、無事に新年一発目の写経を終えることができました。毎日やるぞ。



もろこしさんとの対談

スラムつながりで多少話したことはあったけど、ほとんど交流したことはなかった。

以前からぼんやり遠くから観測していたのだが、何かにずっと苦悩しており、その苦悩してる感にそそられてしまい、下心丸出しで年賀状を出して「時間がある時にお話聞かせてください!」といったら「この曜日が空いてます!」と具体的なお返事をくれた。

それで新年早々、対談することになった。実現が早すぎる。



彼女の苦悩の本質は「ハイコストなことをモチベーションで乗り切ろうとする生き方をしてきたので、ゼロコストやフローにできることがほとんどなくて、結果として疲れてしまっている」という感じだった。


結局、フローを形成していくしかないんだよなあ。

ハイコストなことをそのままにしておくと、できないことだらけの人生を歩むことになる。

しかし、いったんフローを形成してみると、できることがどんどん増えていく。

ハイコストをゼロコストに近づけていく作業自体が人生のひとつの楽しみになる。これまでハイコストだったことの一部がゼロコストになることで、その行為全体をゼロコストに近づけていく作業に移ることもある。


あとはカフェイン。だいたい不健康な人はカフェインの連用で不快をブーストしているような気がする。最初のソースは僕。他にもけっこういる。

もろこしさんもそんな感じだった。コーヒーでモチベーションの埋め合わせをして、本当はやりたくないハイコストなことに取り組んだりしているらしい。わかる、僕もそうだった。でもカフェインパワーを借りないとやれないことばかりが増えていってしまうと最悪なことになるので、やはりフローをやるしかない。

最低でも2〜3日はデカフェしないと…。



ここからは僕の個人的な対談の課題の話なのだけど、禁煙と抑圧の話から入ったので、このフローの話をよい流れにできたんじゃないかと思っている。

たぶん、僕がもろこしさんについて抑圧的であるという印象を受けていたので、無意識に流れとして禁煙と抑圧の話を組み込もうとしていたのだと思う。別の話でも良かったんだろうけど、僕の持ちネタは禁煙くらいなので。

この話を僕の話したことから拾って広げてくれたのはもろこしさんだったが、拾ってくれた時に「おっ、きたぜ」という感覚になったのを覚えている。


番組で対談する時みたいな感じで、事前にリサーチを徹底的にやるともっとこういうのができるようになって楽しいんだろうなと思った。そうしていきたい。たぶん普通に楽しいので今後はやっていくと思う。



悪かった点は、僕の話にまとまりがなくて相手に負担をかけてしまったことだ。

これは以前から抱えている問題で、色々考えて試行錯誤を重ねているのだけど、そもそも頭の中にそういうスッキリした回答の構造が出来上がっていないのでむずかしかったりする。なので、どうしても話が蛇足的というか重複的になりがちで、長話になってしまう傾向がある。もうちょっとスマートにできんもんかいな。

相手によってはそれでも疲れないひともいるが、それに甘えていては僕は対談マンとしてアマチュアのままになってしまう。僕はプロ対談マンになりたい。相手を疲弊させるだけのよけいな話をするなんてことはやめて、相手をリラックスさせ、楽しませ、自由に話せる状態にしたい。相手の状態を良い状態に保てないと、良い話が聞けないので。



今回の大きな収穫は「想像的なもの」についての理解が深まったことだった。創作とは想像的なものであり、何らかの作品を見て感動するという現象自体が想像的なものである。また、人間の関係性における愛も想像的なものである。国が想像的なものであるようにして、我々は常に、自分の中にある想像的な世界を生きている。

我々は本能の壊れた生き物なので、愛の対象が広い。架空のキャラクター同士が愛し合うところを見て、愛を感じることすらできる。

僕は想像的な世界を生きているんだなあという実感を強く感じた。僕は死ぬまで現実にアクセスできないんだ。それは絶望ではなく、ただの変えようのない事実として、ちょっと高揚感を感じながら理解できた。



まぁそんな感じで、もろこしさんとの対談はとても楽しかったし有意義なものになりました。すこしずつ習慣を形成していって、フローに生きられるようになって欲しいなと思いました。


今年は週一くらいでテキトーに対談していくと決めている。このくらいがたぶん無理のないペースだ。どちらかといえば読書や書き物に時間を費やしたいが、人間に問いを投げまくってその人の構造に向かうことは僕にとって大切なことなので、定期的にやっていきたい。


あと、募集を行うよりも自分から積極的に話しかけた方が僕らしいということに気づいた。今年の抱負である「自己中心主義をやる」とも合致する。ガンガンいこうぜ。



最後に

今日はとてもいい一日になった。

朝から30人以上に年賀状を送った。すごくない?下心丸出しで「話を聞きたいです」を何人かに送った。早めに実現したい。リサーチもしたい。

新型のカレーをつくった。うまかった。

写経もした。不完全なので、問いを立てて調べたくなった。こうやって僕だけの法をつくりあげていこう。発展させていこう。

対談もした。やっぱり話すと頭がめちゃくちゃまわるようになる。「他人の頭を使って考える」という発想、それが対談。オープンマインドで、相手に興味を持ち問いを投げていく。そういう対談をすることで、相手の生きている時間を想像し、そこに自分を同期させることで、内的な拡張が行われる。すると、日常に戻った時、身体感覚が広がっているのを感じる。今回はそんな対談だった。とても清々しい気分。人と話すことが生きがいです。


ということで改めて、皆様、今年もよろしくお願いします。

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