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クレイグ版、最高傑作【007 ノータイムトゥダイ】

日系の映画監督がメガホンを取ったアクションスパイ映画
ダニエル・クレイグ版ではシリーズ最後の作品

007 ノータイムトゥダイ   2021年


【あらすじ】

愛する女性と暮らし始めていたジェームズ・ボンド。
彼は過去を葬るためにやってきたある場所で、
突然命を狙われる。激闘の末、難を逃れるが、
それにはスペクターと女が関わっていた事を知る。
5年後、スペクターの一件からボンドは現役を退いていた。
ある日、CIAのエージェントから依頼が入る。
再び“ダブルオーセブン“に復帰するボンドだが、、。


【解説】

この映画は予習が必要よ。
前作“スペクター“を観ていないと、置いていかれるわよおー(アマプラで見放題中)

007といえばまずはボンドカー
アストンマーティンという超絶かっこいい車で敵を翻弄。
もう車っていうかほぼ兵器。
それなのにカーアクションの魅せ方がクールブリタニアなの笑

怒っていても、レディーファーストは忘れない
英国紳士っぷりはやはりジェームズ・ボンド。
これがこの007シリーズなのよね。ニクイわ。

全体的にドンパチやってるアクションものっていうより
切ない愛の物語っていう印象。
映画のテーマソングである、ビリーアイリッシュの歌声がまた
悲哀を助長させるわ。

とはいえ、やっぱりスパイアクション。
ボンドのスタントは本当に凄いわよ。
ジャッキー・チェンの再来かとおもた。
いやボンド、これもジェームズ・ボンド。
本当にこれ超超、超大作。
終盤の激戦シーンは娯楽映画の頂点を極めたんでは?と
思う程の迫力。この迫力は映画館で体験した方が臨場感UP。

ダニエル・クレイグ版007の集大成といわれている本作。
上映時間は2時間45分!!うん、長い笑 でも、
内容盛り沢山過ぎて、退屈なんて一瞬もさせません!
期待を上回る展開に、満足度、星5つよ!!

脇を固めるMにQにマネーペニー。彼らとボンドとの掛け合いがこれまたお洒落。とかく“Q“(ベン・ウィショー)に愛着が湧くわ。←一番普通の人っぽいから

悪役を演じたクリストフ・ヴァルツは私の推し。
ハンニバル・レクターを彷彿とさせる演技はクセになる不気味さ。
さらに“ボヘミアン・ラプソディ“でフレディを演じた
ラミ・マレック。今回も彼の演技には凄みがあったと感心。
そして、アナ・デ・アルマスの背中に釘付け。これは言っておかないと。
この映画は美女を眺めるのも醍醐味なの。
ボンドガールは2作続けてマドレーヌ(レア・セドゥ)よ。
彼女との愛の行方が見逃せない!

コロナの影響で延期が続き、やっと公開された
最後のジェームズ・ボンド。
シリーズが終わっても、
またいつか新しい007が戻ってくるでしょう。
わたしは気がはやいから
次世代ボンドがどの役者に決まるのか、
今から楽しみにしている。

文 dara

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