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日常の忘れたくない気持ちを記録してます。好きな詩人は谷川俊太郎さんです。
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記事一覧

夜に問う

あなたへ、
お昼ご飯何を食べましたか
忙しかったですか
大変でしたか

あなたへ、
今日笑ったことはなんですか
嬉しかったことはありましたか
イヤなことはなかったですか

あなたへ、
今何を考えてますか
何に悩んでますか
私にできることはありますか

あなたへ、
隣にいてもいいですか
何も聞かないから、じっとしてるから

話しかけてもいいですか
できるだけ穏やかな声で話すから

手を握ってもいいで

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確かにあったあの夏の日

確かにあったあの夏の日

思い出すあの夏の日

静かな校舎
熱される運動場

疑いなく走るわたしたち

汗でびっしょりになったTシャツ
日焼け止めと制汗剤のにおい

かすかに聞こえてくる吹奏楽部の音
うらやましく見える体育館

木陰で食べたおにぎり
なかなか帰りたくない夕暮れ

暑い日に思い出すあの夏の日

わたしの過ごしたあの夏の日

今日気づいたこと

8月4日に気づいたこと

梅雨明けしたとたん
暑すぎること

本音で話す関係性になるには
なかなか時間がかかること

久しぶりに食べたハヤシライスが
想像以上においしいこと

答えのないことを考えるのが好きなこと

夫と隣り合わせの外食は
何だか付き合ってる頃を思い出すこと

夫の髪が少しのびて
白髪が見えてきたこと

ソファでうたた寝してるときに
毛布をかけてもらえると
めちゃくちゃ幸せなこと

紫陽花さんぽ

紫陽花さんぽ

夫とさんぽ
紫陽花さんぽ

ちょっとだけ遠出

旅行したくなったね
そうだね
仕事はしたくないね
そうだね
田舎暮らしもいいよね
そうだね

なんともない会話が
なんともあって
心地のよい非日常感

歩き疲れた帰りの電車
寝て起きたら
いつもの都会

またどこかいこうね

肌荒れ

落ち着かない
年齢重ねても
落ち着かない

ポテチかチョコか
それともアイスか

原因は分からないけど

にきびと言えない
年齢らしい
私のものは吹き出物

ふきでもの
にきび
ふきでもの
にきび
ひきでもの
にきび

めでたいかもしれない
ふきでもの

いびきと夫

夫はいびき、いびきは夫

私は隣で寝てるけど
夫と寝てるのか
いびきと寝てるのか

隣を見れば夫と寝てて
目をつぶればいびきと寝てて

いびか夫か
夫かいびきか
いびきと私か
私といびきか

いびき、
イビキ、
鼾、

とかとか考えてると
眠くなって

朝になって
目覚めると

なんだやっぱり
夫と私

梅雨と夫

夫の髪がパーマかけたみたいに
くるくるになる
この季節

普段からくせ毛だけど
いつもに増して
くるくる

ストレートの私には
とても不思議で
いつもさわりたくなって

くるくるした見た目と
くるくるした感触と
いつもと変わらない夫と

今年も梅雨がやってきた