見出し画像

呑みの席に芸人時代の後輩がいると瓶ビールを頼みづらい

呑みの席に芸人時代の後輩がいると瓶ビールを頼みづらい

✅原稿用紙が読みにくい方はコチラから↓

お店に生と瓶ビールがあれば、必ず瓶を選ぶ。

生ビールは、サーバーの洗浄を怠るとドブのような臭いがするからだ。

原則として瓶を選択するのだが、呑みの席に芸人時代の後輩がいる場合は別だ。

グラスが空くたびに注いでくれるからだ。

「気を遣わないで」とお願いし、楽にしてくれる子もいれば、最後まで注ぎ続けてくれる子もいる。

現役時代の僕は後者だったので、ダルさが痛いほど分かる。

常に先輩グラスの空き状況を把握しつつ、メニューを開けば店員さんを呼び、小噺にはTVの観覧客並みにオーバーリアクション。

僕は、先輩に奢られる高級寿司より、自分の金で食う回転寿司を好む。

だから、自分からは後輩を誘わない。相手から誘われたとき、同期が召喚したときのみ席を共にする。

できるだけ気持ちよく過ごしてもらうべく、ドブの臭いに耐えつつ、後輩の小噺に3割増しで笑い、後輩のグラスが空いたら店員さんを呼び、喜んで奢る。

正直、先輩と呑むよりしんどい。

よろしければサポートお願いします! 敵が第2形態に進化してビビったものの、分け目が逆になっただけやった時ぐらい喜びます!!