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アメリカ引越しの荷物について

今日は引越しについて書きたいと思います。
所属している会社や業者によって異なる点もあると思うのであくまで我が家のケースとしてご紹介します。


引越し荷物の種類分け

荷物は大きく分けて以下の4種類です。
航空便   2週間ほどで到着 重量・個数制限がありあまり送れない
船便    2ヶ月ほどで到着 段ボールで100箱近くは送れる 家具も可
国内保管  家具家電や不要な物は日本国内で保管 
実家へ送る 使いきれなかった食糧などは実家へ

引越し業者にしてもらえること

■日本からの引越し時

我が家は日通さんのフルパックスーパーという海外引越しサービスを利用したので梱包など全て日通さんでやってもらえました。
引越し当日までいつもどおりの生活ができます。私は妊婦だったのでこれはかなり助かりました。。
当日は椅子に座ってゆっくりお茶を飲んだりしていました。時々業者さんにこれはどうしますか?と聞かれて答えるくらいで済みます。夫は引越し当日に市役所への転出手続きに出かけたりでほぼ家にいませんでしたが問題ありませんでした。

■アメリカで搬入時

アメリカに到着した荷物は自分達で整理することになります。
日本で解体してこちらに運ばれた家具なのどの荷物は組み立て直してくれます。
段ボールはどの部屋にどれを運ぶと事前に指示書を提出しておけば当日はその通り運んでくれます。アメリカ人ですが日通さんなのでちゃんと靴も脱いで作業してくれます。段ボール一式は後日引き取りに来てくれます。

自分達でするべきこと

上記4つの種類に荷物を仕分ける作業が必要です。
それぞれ用途の書いたシールを事前に渡されるのでカテゴリーに分けてそこにシールを貼ります。例えばクローゼット内で分けるならここから右は船便、左は航空便と分かるように。引き出しだと一番上の引き出しには国内保管シール、二段目には船便シールという風に。
段ボールの梱包は基本業者さんがしてくれますがカテゴリー分けするのにある程度は段ボールが必要だったりします。その際は事前にどのサイズが何箱欲しいと言えば家に持ってきてくれます。

我が家の場合、船便分は実際の引越しの二週間前に引き取りに来て航空便と国内保管、実家送付分は引越し当日に来るスケジュールでした。それぞれ二日ずつかかりました。
運送業界の2024年問題があり一度にまとめて引越しはできないそうです。

引越し荷物として預かってもらえないもの

■一切NGのもの

・貴重品
例:各種証明書、鍵、通帳や現金、契約書などの書類、宝飾品、通信機器など
手荷物として持っていくものは手荷物として一つの場所に固めておいて手荷物とシールに書いておいておくと他の荷物と混ざることがありません。

・ガスボンベ
我が家が最も困ったものがガスボンベでした!
災害用としてガスコンロとボンベをある程度ストックとして持っていたのですが
それは実家に送る荷物に入れればいいと思い引越し当日まで保管していました。
そして当日これはどの荷物としても預かれません。と言われ慌てました。。
市のサステナスクエアといういつでもゴミの廃棄を受け入れてくれる場所に持ち込んだのですがそこでも新品のガスボンベだったので断られてしまいかなり困りました。
幸いにも私の母が遠方から引越しの応援で来てくれていたので母が持ち帰ってくれました。申し訳なかったです。。

■航空便・船便でNGのもの

・食料品(飲料や酒類含む)
消費しきれなかった食料品や飲み物、災害用の備蓄は実家送付分として取り扱ってもらえました。
日本の食料としてどうしても持っていきたいと思うものは手荷物のスーツケースに詰めました。ただし、肉の加工品が原料に入っているものはNGです。

・処方箋の必要な医薬品類
処方箋なしでお店で購入できる医薬品は一定量載せることができます。
我が家は子供たちの保湿用のプロぺトや日本のバンドエイド、葛根湯や胃腸薬を購入し大きめサイズのジップロックに入るくらいのものを詰めました。
具体的にどれくらいというはっきりした決まりはないそうですが欲張るとペナルティになる場合があるそうなので控えめにしておきました。
病院で処方された薬も大半は処分し、どうしても持参したいものだけ手荷物で持っていきました。
→結果的にアメリカでもバンドエイドのカットバンは手に入りますが日本のと違いすごく大きい、そしてすぐに剥がれてしまうので日本のものを持ってきて良かったです。

・防虫剤
使いきれなかったものは実家荷物の段ボールに入れて送ってもらいました。

・自動車・オートバイ
我が家は自動車を2台保有しておりましたが泣く泣く手放しました。売るときは安いですが帰国してまた買うときは中古でも高いので残念です。

■船便OKのもの

・化粧品類や洗剤類
航空便では規制が多く送れないものも多いため、これらは船便で送りました。
アメリカで自分に合うものを探すのも大変そうだと思ったので一年近くは持つだろうと思う量を爆買いして送りました。
→結果的に洗剤類は不要でした。洗濯用洗剤などはこちらの家に備え付けの洗濯機で指定されている洗剤があり、日本の洗剤を使うと故障になりかねないそうです。
基本的にアメリカで揃えられるのでよっぽどのこだわりが無ければ要らないです。

荷物がアメリカに到着して思うこと

アメリカに送る荷物は厳選したと思っていましたが、いざ船便で送った荷物が段ボールで90箱超こちらに届いた時は嫌になりました。。
船便が届くのに2ヶ月近くかかるため、その間に最低限のものはこちらで買い揃えて生活できる環境が整っています。靴なんて1人2足あれば生きていけます。20足以上届くとゾッとします、こちらは下駄箱もあるわけではないので。。
服も最低限の量で生活できていたので本当に必要なものは船便の中にあったのだろうかと見直すきっかけになりました。
何よりスッキリした家で生活していたところに荷物が増えるのも、片付けするのも嫌です。笑

日本に帰国する際はこちらで処分できるものはなるべく整理した上で帰りたいと思います。アメリカの家は広いので荷物が多くても快適に暮らせますが日本の家で暮らすには荷物が少ないに越したことはありません。
アメリカの家は大体ガレージがあります。このガレージが収納力抜群でかなり便利です。家の中をごちゃつかせず済むのはガレージのおかげとも思います。

以上が我が家の引越し体験でした^^





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