見出し画像

共感力が高い人から悩むこと


悩みの相談


共感力が高く悩みを抱えている

ある事件が起こった時、被害者の状況が過去の自分と似ていると感じる。心を寄せ過ぎてしまい胸が締め付けられるような思いを抱くことがある。
ある地方で起こった殺人事件。全く関係のない学生がある日突然襲われたというニュース。そんな被害者の話を見聞きすると、自分自身が過去に体験したここと重なるような感覚になり、必要以上の悲しみやもどかしさが沸きあがります。
「もどかしさ」は、おそらく無力感。
自分自身の経験を思い出すことで悲しみを感じているのだと思います。

共感力が強いことは自覚しており、自分自身が心理職に就くことは心をすり減らすことだと考え、その道の専門職は選ばない決断をしています。

被害者と私は別の人間であり、時間軸も違う。また体験も完全に同じでないということを認識するまでに時間がかかり、その間に心の負担が大きくなる様です。

このような状況で心の負担を軽減し、気持ちを立て直す方法についてアドバイスを頂けませんでしょうか?

心の負担を軽くすることを優先的に考えていますが、それまでの時間を短縮する工夫があれば併せて教えて頂けると助かります。

メンタルケア方法の紹介 (心理的ケア)

過去と記憶を塗り替えることが出来るという前提(NLP心理学)のアドバイスです。

キーワード:タイムライン・リフレーミング

NLPタイムラインの基本概念

タイムラインとは: 人の人生を時間軸上に表現したもので、過去、現在、未来の出来事や感情を視覚的に整理します。

目的: 過去のトラウマやネガティブな感情を再評価し、ポジティブな変化を促すことです 。

簡単に言うと、過去のある時点を想像(自分がその状況にいる)して、その時の感情や記憶を上書きしていくんです。はっきりイメージできなくてもいいから、頭の中でイメージしたことに対し、新しい感情・思いを上書きする。

これにより、つらかった過去が薄まっていく。

タイムラインを用いたトラウマ克服の手法

1. タイムラインの設定

方法: 自分の人生の出来事を時間軸に沿って配置します。過去のトラウマとなる出来事を特定し、その位置を明確にします。

効果: 自分の感情や出来事を視覚化することで、トラウマの影響を客観的に捉えることができます 。

ここから先は

1,119字

¥ 200

ポイント
抽選でnoteポイント最大100%還元 〜1/9まで

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?