見出し画像

昔々遠い未来に2023/11/29

精神=4 身体=6

己の欲に真剣に。っちゅうことで、何を書きたいかも何を伝えたいかも特に思いつかないがとりあえず書きたい。そう思ってPCの前に座る男が一人。私の文字を連ねることは散歩と似たようなもので、ふっと浮かべば消えゆく想像や焦燥。やってはいけないことや、やらねばならないことを順繰り勘繰りしていく。違う点はその場に残ることだろう。散歩ではするりとその感じを時と共に置き去りにしていくが、文字を打ち込んでいる時は焼き付けている。北風と太陽のようなものである。びゅうと吹かせば飛ぶ行動とじりじりと照り付け、丸裸にする行動。どちらも何かと心の平均的を守ってくれる。そんな気がしていて続けている。

百年は遥か彼方だ。では、数十年後は?数年後は?一週間、一日一分一秒。私にしては同じように遥か彼方に思える。何故かといえば、そりゃあ百年後は確実に死んでいるし、もしかすると数十年後、数年後….繰り返し考えてみると今こうして行っていること自体も想像の範疇に無い。キーボードのタイプ前に死んでいるかもしれない。それゆえか私は予定を立てるのを嫌う節がある。予定なんざいつ消えても可笑しくないだろうによくできたものだと勝手に皮肉ったり、先を見越せて偉いなあと尊敬したりしている。ただまあ私は私なので、予定性が足りてないのも私だし、予定性でうまく行かないことも私だしと割り切っていきたいなあと思っている。その方が生きやすいから。

今はどうかって?いい質問だ。結構。答えはそりゃ迎合だ。生き方としては中々にキビシーよね。ただまあ仕事してる時くらいは迎合するさ。金もらってるからね。お金は心と体と時間の切り売りだし、生きていくにゃ今のところはこれしか思いついていない。臆病なので転職なり挑戦したりもしていないし、自分にできるかどうかも秤にかけちゃう。新天地は恐ろしいものだからね。著名なヒトのガイドブックがあったとしても恐ろしいさ。むしろ準備を投げだす「えいやっ」の勇気自体が不足しているのかもしれない。だから今のところは現状維持かな、と。とりあえずこれはまた考える機会を持つとしよう。

ま、私ゃ変わるに変われない臆病者の迎合者だが、勤務時間以降はオール自分時間!迎合なんざ許さない私の時間なのだ。だから私は選択してSNSでスカムな呟きと時々の意味不明ポエムを発信しながら、友の生存確認と雑多な情報を取り入れる。ただし、取り入れるものは選別する。同じようなモノがうじゃうじゃあるモノや、自分の意志のないクソ長文一般論インフルエンサーのリツイート、サッドガールの成りそこないでマジになってしまった人やらにはミュートをプレゼント。友人に危害がなけりゃあ勝手にやってな!HAHAHA!とか言いつつそれなりにSNSを楽しんでいる。自分の意志で見ると選択すればSNSだって面白いもんだ。

じゃ、他の選択は?と聞かれると「文章を書く」「音楽を聴く」「文章を読む」「VRCで人と話す」「散歩」とか…「なにもしない」をしている。
脳内でだれかが語り掛けた。ああ、これはオタクにやさしくはないギャルだなと認識した。そして言わせるままにしてみた。
「ヤダ~何その趣味!アウトドアもおじいちゃんみたい!陰キャのキモヲタ?w」
うるせえええええ知らねええええ!お前の価値観を俺に押し付けて来るんじゃねえ!お前の価値!俺の価値!それぞれ違うで良いだろうが!人の趣味を理解しなくてもいいが!笑うな!よし!黙らせた!人の趣味馬鹿にするやつは馬に蹴られて….いや、馬がかわいそうなのでそのまま生き地獄を味わってもらおう。一生その固定概念を持って永久に苦しめ!HAHAHA!

さて、ひと段落。と行きたいが、流れ流される情動や書きたい欲に身を任せて書いたのが祟ってどう纏まりをつけようかとなった。考えているうちにハッとひとつアイデアが浮かんだ。これならいいオチが作れそうだ。さっそくそれをインスパイアさせてもらうか。

そしてオタクにやさしくないギャルは色んな固定観念の差異がありつつも、私と末睦まじく過ごしたのでした。

めでたしめでたし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?