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20200621 子どもを産んでよかったか?と聞かれたら

この前noteに書いたMちゃん、無事に赤ちゃんが産まれました!

昨日は長男くんと赤ちゃんが初対面をしたんだって。彼女のなにげないつぶやきを見ては、自分の過去を思い出して懐かしんでいます。

しかし、出産は不思議な体験だよなぁ!

母子ともに健康で家に帰ってこられるのは当たり前のように思われがちだけど、体験したらとてもそうとは思えない。

想像したり本で読んだり映像でみたりしていても、それのどれとも違う。「生きるか死ぬかのギリギリ」と初めて出会う感じ。

自然分娩だろうが帝王切開だろうが無痛分娩だろうが水中出産だろうが、同じくらいの緊張感だろうと思う。

お腹の中でどんな暮らしをしているのか、実はよくわからないけど大事にしなくちゃいけない生き物が入ってて「死なせてはならない」「そしてわたしの健康も保たなくてはならない」というなかなか妙な状態が10ヶ月くらい続く。

そこからさらに生死ギリギリの緊張感を経て出産、息つく間もなく今度は赤ちゃんのお世話が始まる。

体調がよくないから明日から長期休暇とりますね〜ってわけにはいかない。少なくとも15歳くらいまでは「親」としての比重が高い生活が続く。

その間に「やばい、死ぬほどかわいい」「もう無理だ。親は向いてない」「この子がいない人生なんて考えられない」「ああ、一人になりたい」を100億万回繰り返す。

1日のうちに真逆のことを繰り返し思ったりもする。心が忙しい。子どもの機嫌も忙しい。

しんどいことも多いけど、子どもを産んでよかったか?と聞かれたら全力でイエス!と言う。

理由はいっぱいあるけど、こんなに全身全霊で相思相愛になれる生き物ってあるんだ!とびっくりしたから。その感情をうまく言えないけど、とても貴重な体験をしたなぁと思う。

あと、観察するととっても面白い。観察する余裕がないことも多いけど、面白いことをするしないに関わらず面白い。

人間って興味深い生き物なんだなぁと、他人にも寛容になれる。(例外はもちろんある)

想定外のことがいろいろ起こるのも現在進行形。でも流れに身を任せることにも少し慣れてきたような気がする。

明日のことはわからないけど、とりあえず今日も生きているしまぁまぁ頑張ってきたよなぁ。

むかし子どもだった人たちよ、またね!




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