モノが増えてしまうメカニズムについて
前回、インスタを使った捨て活を紹介しましたが、いくらそれを継続してもなかなか減らないなぁと感じたことはありませんでしょうか?
今回はそのメカニズムについて書いてみました。
その答えはとても単純…
その理由を先に書きますが、それは下記の式が物理的に成り立っているからです。
↓
家の中に入ってくる量 > 家の外へ出す量
まあ考えてみれば当たり前のことですね。
お金が同じような感じで貯まってくれればとても嬉しいのですが、そうはならないのが残念です。
所有物数平均データで見るとよく分かる増加量
一般的な4人家族の平均的な所有点数は約6000個(日用消耗品は除く)と言われています。なので1人当たり1000〜1500個ぐらいです。
4人家族の各個人が毎日1個ずつ1年間、家にモノを持ち帰って来たとしたら、4個×365日=1460個です。
1年間で約1人分の平均的な所有物数が増えると計算になり、10年も経てば10人分のモノで溢れかえることになります。
意識して手放さないと家に中はすぐにモノで溢れかえる想像ができますね。
モノが豊かにある日本では意識して「捨」と「断」をしないと、どうしても増加してしまう傾向になるのです。
なので捨て活は終わりがあるのでは無く、継続的にやらなくてはならない活動なのかも知れません。
なぜモノは出る量より入ってくる量の方が多いのか?
逆に自然とモノが減っていってしまうご家庭があったら、たぶんその家にはドロボーが侵入している可能性があると思います😅
普通に生活して時間が経過すれば徐々にモノが増えていくのには理由があります。
①「買う」 「もらう」 行為は簡単で早い。
買うも貰うもハードルが低いのでとにかく行動までが早いです。
しかも手に入ることは嬉しい感情が付きものなのでストレスが無くスムーズなのでしょう。
②「捨てる」 「あげる」 「売る」 行為は億劫で遅い。
捨てる行為は、寂しい気持ちや将来使うかどうかの判断など何かと考えなくてはならないので面倒でストレスを感じます。
人にあげるという行為も相手がどう思うのかなどの考慮もあるので割と億劫です。
メルカリなど中古売却する手段もありますが、やはり買うより手間と時間ががかかります。
上記①の対策→ 1 IN 1 OUT
「捨てる」「あげる」「売る」という家の中から外に出す行為は大切なのは当然ですが、「買う」「もらう」という家の中に入ってくる行為のハードルもより高めなければ、モノの増加スピードを抑える事が出来ません。
そこで私が普段何かを購入する際に意識しているのが1 IN 1OUT、
つまり1つ買ったら1つ手放すです。
正確に言うと、今まで所有したことないジャンルのモノだったらそれは成り立たないですが、服など既に所有しているものがある場合は、先に手放すモノを決めてから購入した方がより良いでしょう。またこれを意識すると衝動買いをする可能性も低くなるかなと思います。
最後に…
いかがでしたでしょうか?
今回は捨て活のようにモノをOUTすると同時に、モノをINする時の意識を高める重要性について書いてみました。モノのINとOUTは断捨離を進めるに当たって車の車輪のように両方が大切です。
ふと今までの私の投稿について読み返してしてみると、自己紹介以外はなんだか理論的な事ばかりで具体性が無く味気ないなぁと思ってきたので、次回は私の所有しているあるモノを紹介しながら、モノとの付き合い方について投稿をしようかなと思います。
ではまた日曜日の夜に!
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