シンガポールで3週間在宅勤務して分かった暮らしの楽しみ方。
シンガポールでは2020年4月7日から「Circuit Breaker」というセミロックダウンの規制が発動されています。
スーパーへ食料を買いにいったり、屋台にテイクアウトを取りに行ったり、ジョギングをしたりするために外出することは認められていますが、基本家にいる必要があります。もし違反すると罰金、回数を重ねると最悪就労ビザの剥奪という可能性もあります。実際剥奪されたケースもニュースになっています。
5月4日までの約1ヶ月の予定ですが、日に日に感染者数は増えており、延長も覚悟しておかないといけない状況です。
うちの会社では3月末から在宅勤務を開始していたので、もう3週間ほど家で働いています。
僕はアウトドア派なので、週末は必ず写真を撮ったり、美味しいローカルフードを食べたりするために外に出ていました。
それがいきなり外に出るなと言われてしまうと結構戸惑ってしまいました。
が、どうしようもないことなので、自分の生活環境、生活スタイルを見直しました。
その中で自分に合っているなと思うことを紹介します。
1. ワクワクするワーク環境
家に引き篭もって、人とのコミュニケーションが極端に減るので、誰かかが自分の気分を上げてくれるなんて甘えたことは言えません。
これは在宅勤務に関係ないですが、結局自分を知っているのは自分だけ。
見ているだけでも心が落ち着くもの、ワクワクするもの、そんな自分の好きなモノに囲まれることで部屋にいることが楽しくなってきます。
仕事だろうが楽しくやらなきゃ、つまらないし、いいアイディアも出てきません。
僕の場合はデジタルガジェットと写真が好きなので、パソコン、タブレット、モニターを並べて、好きな写真を壁紙にしておくことで、気分が上がってきます。
加えて、お香を焚いて、自分の好きな匂いで充満させておくことでかなりリラックスできます。
もっと他に自分をワクワクさせてくれるものがないかななんても常に考えていて、それだけでも楽しいです。
自分は何が好きなのかを明確に理解しておくことは大事です。自分をコントロールできるのは自分だけです。
2. 旨いモノを食べる!作る!
食べ物ってなんでこんなに考えているだけでも楽しいのだろう。
今日の昼はローカルフード、夜は手作りのカレー、明日はデリバリーでいつもお世話になっているあのレストランの弁当を注文しよう、、などと考えているとワクワクしてきます。
シンガポールはコンパクトな街で世界中の料理を食べることができます。外出できない今でも、作っている方々の思いと技術の詰まった料理をデリバリーできて自宅で食べることができるなんて幸せでしかないです。
自炊する場合も、どんな美味しい料理を作ってやろうかと野心的になります。更には運動量がどうしても減ってしまっているので、健康的に過ごすには何を食べたらいいだろうと、より食材にもこだわるようになってきました。
外に写真を撮りに行くことができないので、美味しそうな写真を撮ろうとブツ撮りに最近は力を入れています。
3. クリエイティブでいる
最近 #マーライオンチャレンジと題して 、手書きでマーライオンを書き始めました。
これが今すぐ何かに繋がるとは思っていませんが、何か新しいことに取り組むことで、自分の感性が磨かれて、何かしらの形で活きてくるのではと考えています。
絵を例に挙げましたが、クリエイティブな作品を作れということではありません。
これまで書いてきたワクワクする部屋にしたり、料理をしたりすることも全てクリエイティブさが求められます。
人に見せるためのクリエイティブでなくてもいいです。自分のために自分のクリエイティブ性を発揮するだけでも、毎日の生活がこんなに楽しくなるんだと気付かされます。
あらゆる面で制限されている今、自分と改めて向かい合って、自分を乗せるテクニックを磨くには良いタイミングなんだろうなと思います。
それでは今からランチを作りにいきます!
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よしかつ
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