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経済用語でカッコつけようか②

どうも!!

マッサチャンネルとその編集チームです。

今日も早朝から、昨日の相場を振り返った

動画を作成していたので、少し疲れ気味です。

さてさて

前回から、経済用語で周りに知的に思われよう!

というこの無料コラムなのですが

今回は、年金について少しお話ししていきましょう。

「将来、年金なんかもらえない。最悪だ!!」

という言葉はよく聞きますよね。

んーーーーー・・・・

そんな事はないですよ。

国家が国民に対して年金を支払うシステムとして

日本は

「国民皆保険制度(コクミンカイホケンセイド)」

というシステムを採用しています。

これは、国民全員が保険料を支払う事によって

国家が国民に対して、老後の生活費を支払う仕組みを成立させようというシステムなんですね。

この言葉を覚える必要はありません。

認識として

「ONE For 年金 年金 FOR ONE」

というシステムを採用しているという認識があれば大丈夫です。

という事は、私達は国家の年金財源を作り出すプレイヤーなわけです。

国家が貿易をし、投資をし、それで稼いだ金銭が年金に充当されるのであれば、国家の衰退と共に年金不安は生まれるでしょう。

しかし、原則として

現役で働いている国民全員で年金システムを支えているので

年金制度の守備力はむちゃくちゃ強固なわけです。

年金制度は

「ONE FOR 年金 年金 FOR ALL」

と覚えておきましょう。

しかしですね。

年金の受給権は強固だとしても、年金の受給額に関しては人によって差が出てしまいます。

会社員の方などが主に加入している

厚生年金保険

という年金制度は、収入によって、納める保険料が違います。

日本は税金も保険も基本的に累進制度ですから

給与が高い人は、納める保険料も高いのです。

保険制度として、高い保険料を納めている人に対して

将来、多額の年金を支給するのは当たり前の話ですよね。

少し不遜な言い方にはなりますが

支給されている年金が少ないという事は

現役世代の時に納めていた厚生年金保険料が他者より少なかったという事なんです。

厚生年金保険という年金制度は、収入によって納める保険料が違う。

その保険料の差が、原則的に将来、支給される年金額に差が出てしまう。

という事は覚えておきましょう。

そして

原則的に、年金が支給される年齢というのは、65歳からです。

定年年齢が上がっているとはいえ、定年の相場は60歳ですよね。

定年は60歳、年金支給は65歳。

5歳分のラグが生じています。仕事も無くなって、5年間無収入の状態が続いてしまうという事です。

この、ラグを経済用語で「年金のグレーゾーン」と言います。

地獄も地獄ですよね。

誰もかれも、退職金が出る企業で働いている訳ではないでしょうし

退職金が出たとしても、妻や子供などがいれば

退職金を見越して、前もって支出をしている事もあるでしょうから

退職金を全額、グレーゾーンに突っ込める訳でもないでしょう。

しかも!!

最近、国会では、年金の受給年齢の引き上げが取り上げられているのです。

70歳から支給されるシステムに変更される可能性もあるかもしれないんですね。

地獄も地獄。地獄ですね。

グレーゾーンが10年です。

冒頭でも言った、年金がもらえない!!

という世論は

厚生年金というシステムに対する納入保険料が少なかったり

グレーゾーンの対策が脆かったり、国家が年金受給年齢を引き上げる案を出したりなど

年金支給の背景にあるシステムや国家状況が原因で生まれているのです。

守備力は強固ですが、攻撃は自分自身で行わないといけないんですね。

地獄のようなシステムを、現役世代のうちに自分自身で攻略しておかなければいかないというのが、年金問題における最大の課題なんです。

一生懸命、仕事に取組み、出世をし、給与を上げて、厚生年金保険の納入保険料を上げる。

60歳から支給される、保険会社の私的年金保険に入る。

定年後でも資金を形成できるように、体力を使わない投資やネットビジネスのノウハウを得ておく。

といった攻略はこれから必須になっていくでしょう。

知的ポイントをまとめると

・年金は、ろくに支給されない訳では無い。支給方法が軟弱。

その軟弱な部分は、自分自身で行動を起こさないと、壊れたままである。

ワードは、「国民皆保険制度」・「グレーゾーンです。」

話すタイミングだけは慎重に。周りに知的に思われましょう。

ではでは、また明日!!

よければユーチューブとゴゴジャンのコラムも見てくださ~い。

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