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断捨離亭日乗(2024年4月)

当初3月半ばに桜が開花するのではと言われていましたが、先月は結構寒い日が続いて、今年はズレにズレて4月に入ってしまいましたが、ひと昔前は入学式の頃に桜が咲くのが普通でしたから、慣れというのは恐ろしいものです。

せっかく熊谷に越してきたので、秩父鉄道のSLを撮影するついでに、荒川河川敷の桜を見物に出かけたところ、土手の菜の花も見頃で、大勢の花見客が繰り出していました。

荒川河川敷

東京・川越に住んでいた頃、前橋との行き来に荒川大橋を渡るたび、旧荒川大橋の遺構が気になっていたので、この機会に花見がてら訪ねてみました。

トラスの装飾が見事な構造物で、現役の頃はさぞかし壮観な眺めだったことでしょう。広場の桜も最盛期でした。

荒川大橋トラス広場

今年の熊谷市郊外の桜は、ちょうど見頃の頃に天気が荒れてだいぶ花が散ってしまい、入れ違いに葉っぱが出始めてしまったので、写真的には残念なことになってしまいました。まぁ自然が相手ですから仕方ないですね。

アパート隣の小公園

前橋の桜の具合も熊谷と似たようなものでしたが、かつて住んでいた片貝地区の神社の桜は、かろうじて残っていました。

下の写真は、1月と4月の年2回ある奉納神楽が行われる、片貝神社(虚空蔵様)の境内です。

片貝神社(虚空蔵様)

このところ前橋でも熊谷でも、郊外の田畑から特徴あるキジの甲高い鳴き声がよく聞こえますが、これまでなかなか姿を見る機会がありませんでした。

下の写真は、荒川のサイクリングロード下のゴルフ場にいたのを撮影したものです。

慌てて自転車を降りて、望遠ズームレンズに交換している間も、逃げる様子もなく佇んでいました。

荒川河川敷にて

今月の「撮り鉄」
SLパレオエクスプレスは、熊谷駅を出発してしばらく荒川の河川敷沿いに走りますが、この時期は沿線の桜並木とSLを組み合わせるカメラマンが多い様です。

下の写真は4月7日、桜の開花からまもない頃で、天気も薄曇りで残念ながらイマイチパッとしません。

パレオエクスプレス

次の運転日:4月13日の方が桜の開花具合は良かったのでしょうが、今年の4月半ばの4日間は、JR東日本から借りた旧型客車で、25年ぶりとなる特別列車が運転されることから、混雑を嫌って前橋に帰り、上毛電鉄最古参のデハ101を撮影に出かけました。

桜は散り始めでしたが、その代わり菜の花がいい感じで、赤城山はやや霞んではいましたが、まずまずの写真が撮れました。

デハ101(貸切運転)

っと今月は、季節的に花に絡めた写真が多くなりました。

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