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シン・東京脱出計画(その7)

早いもので、熊谷に越してまる7ヶ月が経過しました。

多くの方が感じられていますように、近年「秋らしく過ごしやすい期間」がどんどん短くなり、11月に入った途端に気温が急激に下がって、前橋に保管している秋冬物衣料の運搬が追いつきません。なんとも弱ったもんです。


さて月初めの4日、利根川に架かる「刀水橋」のたもとにおいて、近隣の市町合同の花火大会が開催されたので、現地を訪ねました。(この日はかろうじて夜でも気温が高く、夜の花火見物も結構快適に過ごせました)

なん10ショットも撮影しましたが、現地の賑わいを伝えるには、やはり静止画よりも動画ですね。ビデオカメラは持っていませんが、ごく普通のスマホでもこの程度写れば、個人で楽しむ分には十分です。

翌週末の12日(日)は、幼稚園にあがる頃まで暮らしていた、前橋市住吉町にある「旧安田銀行担保倉庫」で開催された「第6回 安田煉瓦市」の関連イベント「写真・絵画・地図で振り返る前橋」(主催/安田煉瓦市実行委員会)の説明係として参加しました。

旧安田銀行担保倉庫(1913年/大正2年 築)
「写真・絵画・地図で振り返る前橋」会場
「写真・絵画・地図で振り返る前橋」会場

前橋駅の写真パネルは、ずいぶん前に「前橋原風景保存委員会」主催のイベント用に制作したものから数点を選んで並べました。
新しい写真もなるべく早く公開したいと思っているんですが、相変わらず制作に取り組む気力が湧かなくてスミマセン… (;´д`)

国鉄前橋駅の写真コーナー

会場で一緒に展示・説明をされた地元の大学の先生から、私の拙い写真集に感化された学生さんが作った、冊子のコピーをいただきました。
考えてみれば、私も遡ること40年数年前、親に買ってもらった一冊の本「駅ー上州の鉄道(読売新聞社前橋支局編)」に影響を受けて写真を撮り始めたのですから、歴史は繰り返すもんだとしみじみ感じます。

影響を受けた本

毎週末前橋・熊谷であれこれやっていますが、どうも慌ただしく往復するだけで、これと言った成果もなく終わってしまいがちです。
何とかしなければといつも思いながらも月日が流れてしまいます。

前橋 利根川河川敷き
熊谷市郊外

下旬に飛び石連休があり、谷間の24日(金)に有給休暇をとって、今回はネット記事で見かけた、寄居町の「埼玉県立 川の博物館」で開催中の企画展「ひと・もの・はこぶ」展を見学して、前橋に帰ることにしました。

「ひと・もの・はこぶ」展 チラシ・図録等

企画展もさることながら、館内で放映されていた、秩父の山中で伐採した木材を麓に運ぶ手段の「鉄砲流し」の記録映像が非常に興味深かったです。
秩父地域森林林業活性化協議会」さんが公開中の動画は一見の価値があります。

入口に聳える巨大な水車
紅葉と水車

小一時間ほど見学した後、荒川を挟んだちょうど対岸にあるうどん屋「粉屋」さんを数年ぶりに訪問。
平日11時過ぎでしたが、食べ終わって表に出たら、玄関前に空席待ちの列が出来るほどの人気店です。

粉屋「豚肉ごま汁うどん」

11月も中旬を過ぎると、4時前には日が傾いて薄暗くなり、流石に帰りの「パレオエクスプレス」の撮影はきびしく感じてきたのでお休み、また来シーズンのお楽しみと言ったところです。

熊谷行き「パレオエクスプレス」

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