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55歳 バツ2男の時代小説好きです

私は時代小説が大好きです

戦国時代から江戸、幕末・・・と時代が移り変わる、
歴史群像に、とてつもなく魅力を感じてしまう

義務教育で習う一通りの知識は、ほんの断片でしかなく

歴史解釈の面白さは夢とロマンに満ちています

なにより面白いと感じてしまうのが

著者によって色々な解釈があり、幅の広いフィクションが
意外と自由に描かれるているということです

例えば、私も大好きな「坂本龍馬」にしても
書く人によって、人物像が微妙に違ったりもします
性格とか、考え方とか・・・

どれがホント?・・・ではなく、色々な龍馬を楽しめる喜び

「あ~なるほど、この著者の描く龍馬は、こういう感じなのか~」
と言う感じに私は楽しみます

司馬遼太郎先生の描く竜馬と津本陽先生の描く龍馬は少し違う
でも、どちらの龍馬も面白い


私なんかは、最初は坂本竜馬が好きで、龍馬を描く時代小説を何冊も読んでいくうちに、その龍馬と敵対する組織として
必ず出てくる「新撰組」・・・

ただただ敵として憎らしい存在だったのが、
逆に「新撰組」という組織に興味が湧いてきて、新撰組が描かれる
小説を読むようになり
この、新撰組という組織の、果か無くも、せつない宿命を背負った
組織により深い人間模様を感じてしまう

特に、副長、土方歳三の人間力には、あこがれと尊敬を
抱くようになる

この、新撰組、土方歳三にも沢山の解釈と物語が書かれている
単なる、人斬り集団の悪者と描く小説もあれば
最後まで幕府を守る、義理難い組織と書く小説もある

これも著者によって色々な解釈があり、
偏った考えでは歴史の面白さは理解できないと・・・つくづく思う
あくまでも、私は、
この解釈が正しい、この考え方は間違っている、ではなく

色々な解釈で成り立つ歴史小説を楽しみたいだけである


有名な「本能寺の変」も・・・明智光秀の謀反
一般的な解釈では光秀が信長にヒドイ仕打ちを受け
その復習劇みたいな感じだが


私が面白いと思ったのが
じつは光秀を信長討伐に仕向けたのは、黒田官兵衛である
私は戦国武将の中で「黒田官兵衛」が一番好きな武将なので
この説で描かれた小説に、もう胸が躍り、ワクワクして読んだ

黒田官兵衛が荒木村重に監禁された時に信長は官兵衛が寝返ったと思い込み
官兵衛の長男を殺せと命じた
これをきっかけに官兵衛は信長暗殺の計画を練っていく

他にも、いままで通説とせれていた歴史認識が見直され
様々な新しい、面白い時代小説がどんどん出てきている

現代社会とは、違う時代背景の中で
言葉使い、規律、身分制度、武士道、など
色々な文献からヒモ説かれて、研究されて繰り広げられる時代小説

作家先生たちの、感性や想像力、歴史認識、
歴史小説に対する情熱が相まって、
私達読者を
これほどまでに楽しませてくれる

時代小説の面白さをこれからも堪能していきたい

いや~読みたい本がいっぱいだ~

嬉しい~

(今は、現代小説 読んでます)


福「今、読んでいる小説も、面白いのか?
     お前泣いとるやん・・・よう泣くな~」
私「うるさい~感動してるンじゃ~」





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