見出し画像

55歳 バツ2男の「原田マハ著ロマンシエ」を読んで思うこと

今日、原田マハ著「ロマンシエ」を読了しました

痛快ラブコメディー!
笑いあり、涙あり、感動あり・・・
とても面白かったです


何週間か前にも、原田マハ先生の恋愛小説
「カフーを待ちわびて」を読み終えたばかり・・・

その前は「楽園のカンヴァス」を読み
その前は「本日は、お日柄もよく」を読み

原田マハ作品にどっぷりハマっています

「カフーを待ちわびて」は第1回日本ラブストーリー大賞を受賞した作品

恋愛小説の王道のど真ん中を掛け抜けるような・・・
こんな55歳のオジさんでも、主人公に我が身を投影させ
胸をぎゅっと締め付けられるような
それでいて、純粋な恋心を慰めてくれるような
等身大の恋愛ストーリーを感じさせてくれた内容でした

舞台である、沖縄の風土や人間性や歴史や代々受け継がれた言い伝え
などが、よりいいスパイスとなってこの恋愛ストーリーを
引き立ててくれた
とても感動して、このnoteでも少し つぶやきました


「ロマンシエ」は主にフランスが舞台

「カフーを待ちわびて」が等身大として自分を重ね合わせながら
物語の中へ入り込めるとするならば

「ロマンシエ」は55歳のオジさんとしては
完璧に 俯かん で楽しめる内容でした!

コメディー映画を観ているような感覚で読み進めていける

笑いだけではなく、せつなさも涙もある、そして最後は感動

読んでいる私の頭の中の勝手なイメージは・・・

もちろん、ストーリーも、登場人物の設定も、まるで違うのだけれども

昔、大ファンだった・・・ラブコメディー映画の女王・・・
(当時は、そう呼ばれていました)

「メグ・ライアン」のラブコメディーを観ているような感覚に
囚われながら読んでいました
声をだして笑ってしまうシーンが多々あり
(文章で笑わせるってすごいと思うのです)

原田マハ先生はこんな小説もかけるのかと
あらためて好きになってしまった

そしてなんと言っても原田マハ先生は芸術の造詣が深い
全ての作品において、芸術を背景に物語が展開していく

この「ロマンシエ」も芸術を中心にフランス人と日本人の絆が
スパイスとなってより色鮮やかな、ラブストーリーを演出している

原田マハ先生の小説を読むと美術の世界を勉強したくなる

私の住んでいる街にも美術館があるが
全国的に話題となった展示が来た時ぐらいにしか美術館にはいかなかった
絵画は大好きなのに・・・

これこそ1人の方が、ゆっくり見れて 良いではないか・・・
私は説明文までじっくり読みたいタイプなので、進むのが遅く
人と行くと気を使ってしまう

よしよし、そうだ今度1人美術鑑賞にいこう
これなら1人で楽しめる・・・

うんうん、原田マハ先生の小説を読むと、
知らず知らずのうちに美術、芸術の魅力にもハマってしまうのだ

もう完璧に、原田マハ先生の小説の虜なのだ・・・
まだまだ、読んでいない作品がいっぱいある

こんどは、どんな芸術の世界に連れていってくれるのだろう

楽しみで仕方がない・・・


  さすがに福には芸術なんてわかるまい・・・

   福「そんなこと言うなら、お前の刺繍、褒めてやらないぞ」
     
      福、ごめんなさい・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?