運賃欄は”特典予約”（3月エッセイ①）

　皆さんこんばんは、土曜の夜ダノです。6連休と有効期限の迫るマイル。使わないと、、、ということで、今週のタイトルは『運賃欄は”特典予約”』です。早くも今年２回目の帰省です。

１.帰省した理由

　毎回、帰省するには理由がある。年末年始に帰った理由は年末年始を家族と過ごすためだ。今回帰省する理由は何個かある。一つは、大学に合格した同期におめでとうを言いに行くため、もう一つは、マイルを消化するためだ。前者はこの時期ならではのことだろう。我が慶應義塾に進学してくれる同期が今の所２名いらっしゃって、ようこそという感じだ。両方とも高校時代に割と深い親交があったので、ものすごく嬉しい。もう一つは、マイルを消化するためだ。私はANAカードやデビットカードを利用しており、キャッシュバックの代わりにマイルが貯まるように設定してある。クレジットカードはJCBで、JCBは店舗手数料が高いこともあって、導入している店舗も思いの外少ないため、デビットカードはVISAを使っている。カードを２枚持ち出してから、現金を持たなくなった。そのため、ラーメン屋等も現金しか使うことができないような店には全くと言っていいほど行かなくなった。このくらいカードばかりを使っているので、マイルがかなり溜まった。１万マイルほど溜まったのだ。マイルはポイントのようなものなので、当然、有効期限がある。そのため、使わないと損をしてしまう。そのため、これを消化する手段として帰省を選んだのだ。

２.本当は八丈島に行ってみたかった

　しかしながら、マイルとは便利なもので、別に帰省のために使わなくても良い。ここで、帰省で使わないなら、私はどこに行こうかとも、一応考えた。最初は単純に旅行に行くのに使おうと考えた。元々、東京の八丈島に行ってみたかったからだ。都会の象徴である”東京”に属する”八丈島”とは何者なのか、どういう存在なのかについて、興味があった。自分が慶應義塾のじゃない方であるからだろうか、じゃない方に興味がある。渋谷や原宿、銀座といったTHEスーパーメトロポリタン東京のじゃない方の”八丈島”にどうしても行ってみたかったのだ。ホテルもちょっといいところに泊まろうとして予約しようと知った瞬間、宿のQ＆Aに重要なことが書いてあった。「Q.車を持っていないのですが、観光できるでしょうか？」との問いに、「レンタカーを借りるのをおすすめします。タクシーは割高です。」と書いていた。生まれてこのかたゴーカートしかまともに運転経験のない無免許大学生なので、詰みだ。バカ高いタクシー代を払うのも癪に触るので、八丈島は無しになった。結局、帰省に使うことにしたのだ。

３.特典航空券を予約した

　マイルを使って航空券を買う場合は「特典航空券」と呼ばれる。普通の予約方法とは若干違うのだ。普段は通常の予約サイトから予約しているのだが、今回はマイレージクラブの専用ページから予約した。チケットにも、金額やステージが表示されず、「特典予約」の二文字が出る。特別感が満載だ。せっかくなので、ラウンジを堪能できるプレミアムシートにしてもよかったが、フライト時間が7:25なので、仕方なくエコノミーにした。今は繁盛期なので、7,500マイルで買えることができる。特典航空券を買えるようになるなんで感慨深い。ゲートの音は変わるのかな？搭乗が楽しみで仕方ない。