明けない夜はない(追記しました)
前回の記事が思ってた以上に反響があり調子に乗っているディライト団野です。
新型コロナウイルス感染症の影響で外出やイベントなどの自粛を要請され、生活や仕事にも悪影響を及ぼすなど重苦しい雰囲気が全世界で漂っていて
このままでは経済が回らずに、今後ますます景気が悪化することが懸念されています。
僕の住む地域でも緊急事態宣言が発令され、僕自身もがっつり仕事に影響がありますが、だからこそこうしてnoteを書いたり普段出来ないことをやれています。
ですが、普段でさえ「ギリギリでいつも生きていたいから」みたいな曲を聴くとギリギリの生活したことないだろうが、このアイドル達は!!
と思ってしまうくらいで
どうにか日々の生活をしている僕にとって今回の騒動はかなりのピンチを迎えております。
まず、仕事がない。
ホントにない。
キャンセルは相次ぎ、髪を切って欲しいと言うお客さまから連絡が来るにも関わらず病院や施設に立ち入ることが出来ないのだ。
こんな状況だから仕方ない。
面会禁止は間違ってない。
仕方ないんだけど…。
僕にも家族との生活があります。
節約をしてても毎月の生活費、住宅ローン、事業の返済などの固定費は変わらずお金がドンドン減っていく。
漫画「カイジ」より引用
どおじでだよぉぉぉー!!
とネイマールのように全身を使って、こう叫びたい。
ですが、悲観してても仕方ないので前を向いて動くしかないのです。
そう、気持ちの切り替えはめちゃめちゃ大事。
貯金がたくさんあるような裕福な家庭ではないので、騒動が落ち着くまである程度のお金を確保しなければゲームオーバーになってしまう。
なので早急に資金を確保しなければいけないというミッションが始まったのである。
ちょっとワクワクしてきた。
行動その1
緊急小口資金 (新型コロナウイルス特別貸付)
新型コロナウイルスの影響を受けて生活費がやばくなっちゃった僕のような人に向けた貸付制度。
最大20万円を3年間(据置期間1年+償還期間2年)無利息、無担保で借りることが出来ます。
事業者だけでなく要件を満たせばどの世帯でも利用出来るのが特徴です。
詳しくはコチラ↓
申込方法はまず自分が住んでいる地域の社会福祉協議会に連絡をします。
申請書類は
・世帯の名前が全て載っている住民票
・昨年度の確定申告書
・11月〜3月までの記帳台帳(売上が分かるもの)
その他、振込先である通帳や身分を証明する免許証、印鑑登録されたハンコなどが必要となります。
僕の場合、申請に必要なものを全て揃えて社会福祉協議会を訪れ、窓口で緊急小口資金の申請をしたいと言えば、すぐに別室で面談をしてもらうことが出来ました。
事業が新型コロナウイルスの影響をどのように受けているのか?
確定申告書にある売上に対して近々の売上がどのくらい下がっているのか?
など事業内容、年収、月の売上など事業に関することから家族構成まで聞かれたことを包み隠さず全てお話しました。
正直、確定申告書を見せたり、実際の稼ぎを報告しなければいけないことに恥じらいはあったものの、今この厳しい経済状況を理解してもらわないとお金を借りることが出来ないと割り切りました。
あと社会福祉協議会というだけあって、面談をしてくれた方がめちゃくちゃ優しかった。
僕の事業である訪問理美容サービスを
「必要な人がいれば紹介しますのでチラシもらってもいいですか?」
と言ってくれたり。
「小さなお子さんもいますし大変ですね」
「審査が通るまで1週間程度かかりますが、今月大丈夫ですか?」
とか、ものすごい優しさが溢れていた。
(心配させちゃうくらい経済的にヤバイなと思われていた可能性もある)
漫画「ドラゴンボール」より引用
そしてつい先日、20万円の振込を確認しました。
親身になってくれた社会福祉協議会の担当者さんにはこの場を借りてお礼を🙏
以上、緊急小口資金のレポートでした。
行動その2
次は日本政策金融公庫で新型コロナウイルス感染症特別貸付の融資を申請してきます。
コチラは最大6000万円までが返済3年以内であれば実質無利子で融資を受けれます。
長期で借りても低金利なのが特徴です。
事業を営んでおり、多くの従業員や店舗や事務所など抱えている人など
たくさんの経営者が利用するんじゃないかなと思っています。
実際のところ、どれほど融資してもらえるのか
日本政策金融公庫 神戸支店へ近々行ってきます。
経過報告をまた追記します。
とにかくこれ以上感染者を増やさないことが多くの命を守ることになります。
どこも大変な時期ではありますが、このピンチを必ず乗りきりましょう!!
明けない夜はないのだから。
つづく
5/7追記
日本政策金融公庫へ融資の相談をしてから1か月以上経つが未だに連絡が来ない…。
公庫の皆さんも忙しくされているのは容易に想像がつくのでとりあえず連絡がくるまで待つしかない。
しかし、3月、4月そして5月も売上が半減することが見込まれているので別の融資を考えたとき
早急に支援してくれるのが社会福祉協議会だ!(2回目の利用になります)
初回は「緊急小口資金」として20万貸してもらいました。
行動その3
今回利用するのは「総合支援資金」
なんと!最大20万円を3ヶ月続けて貸してもらえる制度だ!(しかも無金利で償還期限10年)
緊急小口資金20万円 + 総合支援資金60万円(20万円 × 3ヶ月)
4月〜7月までの間に合計80万円ものお金を社会福祉協議会から融資してもらえれば本当にありがたい!!
というわけでさっそくレポート。
最寄りの社会福祉協議会に電話で総合支援資金の問い合わせをしてすぐに面談日が決まった。
1ヶ月ほど前に緊急小口資金で申請をしたばかりなので融資を受ける手順はとてもスムーズだった。
必要書類への記入も前回と同じような感じで今回は先月(4月)の売上が分かる資料を追加で提出したくらい。
また前回とは違う担当の方にコロナの影響前と影響を受けた後の売上を見せることに再び恥じらいを感じながら手続きをしていただきました。
漫画「ワンピース」より引用 クソみたいな年収ですみません。
時間にして30分弱で申請は終わり、入金まで3週間ほどかかることを聞いた。
売上が見込めない中、毎月20万円というお金が3ヶ月に渡り、振り込まれることで心の余裕が出来た。
ちなみにですが、案内にこのようなことが書かれていましたが、借りたお金は必ず返しましょう。
「まだ収入が厳しそうだから、貸してたお金返さなくてもいいですよ」
と言われたらどうしよう…という妄想は置いといて
先の見えない困難の中でも希望は捨てず、とにかく行動を起こすことで未来を良い方向へ変えていこうと思います。
今回の記事が誰かの役にたてれば嬉しいです。
一緒に乗り越えていきましょう。
漫画「闇金ウシジマくん」より引用
6/4追記
先日、日本政策金融公庫からの融資が決定しましたので追記します。
申請から1ヶ月半が経とうとした頃に1本の電話がなりました。
ようやく、担当者が決まったとのことで
やっと面談の日程が組めるのかぁと思っていたら
まさかの電話面談が突然スタートしました。
新型コロナの影響で融資の依頼が殺到していて1人ひとり店舗で個人面談をしている時間的な余裕はなく、スピードを意識した日本政策金融公庫さんの対応に僕は感銘を受けました。
面談の内容はまず、申請した希望額に対して全額はおりないだろう。ということから始まり…。
詳しい額は控えますが(恥ずかしいから)申請した額に対して1/3なら融資出来ますが、他にアピールしたいことや意気込みはありますか?
と言うような入社試験のような流れになる。(マジかよ)
融資の目的は運転資金以外にも、新しい設備資金への導入も考えていたので精一杯セールスポイントをアピールしたところで電話面談は無事に終了となりました。(次はzoomでお願いします)
一応、金融公庫から借入れした創業融資の返済も近々終わる(3年で完済)というパワープレイもしれっと披露した。
しかし電話口の融資担当の方の声には力がなく、相当忙しい中で僕みたいな弱小個人事業主の相手をして下さったのだなと理解出来た。
そして、突然の電話面談から1週間ちょっと過ぎたあたりで日本政策金融公庫から大きな封筒が届き
中を確認すると融資の決定通知書と振込に必要な提出書類が入っていた。
驚いたことに、希望していた額の2/3を融資してもらえることになり、声に力のない担当者さんが頑張って上司に掛け合ってくれたんだなぁと勝手に想像を膨らませて感謝した。
資金繰りに困って瀕死だった僕もこの表情。
漫画「北斗の拳」より引用
こうして、社会福祉協議会より「緊急小口資金」「総合支援資金」
日本政策金融公庫より「新型コロナウイルス感染症特別貸付」
3つの融資を受け、現在事業を維持しながら反撃の準備をしている。
日常生活や事業の活動に大きな支障が出るほどの影響を与えた今回の新型コロナ騒動。
まだまだ油断出来ないこの状況ですが、今自分に出来ることを全てやっていく行動こそが未来を切り開く一歩になると僕は考えています。
これまで通りの日常は戻ってこないかも知れないけど、より良い新しい日常を迎えれるようにこれから精一杯頑張っていきたいと思います。
3部構成で書いたnoteもようやくおしまい。
これまで駄文にお付き合いくださりありがとうございました。
ディライト団野
最後まで読んでいただきありがとうございます。 サポートして貰えたら励みになります!