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小学生と話していてM1グランプリ選考基準についてちょっと思ったこと

たまたま今日決勝進出者の発表があったがそれとはあんまり関係ない。
これも今日起こった出来事だから今日記す。

元々お笑いは好きだが、去年からM1は3回戦動画全部見て、準々決勝動画全部見て、というちょっとあたおかレベルで見ている。
本当にどの組も面白い。

さて、普段は塾で小学生を教えているのだが、少しM1の話をした。
3回戦動画は全部見ている。準々決勝も全部見るつもりで今半分くらい見た、レベル高過ぎ。全部めちゃくちゃ面白い、という話をした時に、子ども達が、
「特に面白かったのは誰だった?」
と聞いてきた。ごく当たり前の疑問である。

ところが、ここで、はて・・・と考え込んでしまった。
自分の子とか親戚の子とかではない、教え子で小学生。
少しでも下ネタが入っているネタや、下ネタでなくとも夜のお店や合コンなどをテーマにしているネタをやっているコンビの名をあげるのは、はなはだ不適当だろう。
自分は面白かったけどこの子達が見て楽しめるか疑問符が浮かぶネタも、まあ名前を上げてもいいが、後で共感はしてもらえなさそう。
え、じゃあどのコンビの名をあげるべきだ・・・?

そう思った時に、準々決勝でめちゃくちゃ面白かったけど落ちてたコンビって結構名前出しづらいな、って思うネタが多かったように思った。
下ネタで落とされる、とかコンプラで落とされる、とかまことしやかに言われているけど、これはあながち間違いではないのかもしれない。

確かにミルクボーイのネタなどは胸を張って小学生にもオススメ出来る。
まさに老若男女問わず楽しめる漫才というやつだ。
振り返ればM1決勝戦は子どもでも楽しめるネタの比率が高い気がする。

流石に小学生にでも全て分かるネタばかり、というのは厳しいものはあると思う。例えば高校の修学旅行ってこんなんですよね、みたいなのも彼らには通じないし、少しでも懐かしあるあるとか出したら通じないし。
でも、例えばお笑いに全く興味のない、自分がちょっといいなと思ってる異性に胸を張って言えないネタはやはり落とされるのかな、くらいには感じたかな。
というのが今日小学生と話して感じたことでした。

奇跡的にM1戦士がこの記事を読んで、これを参考にして準々決勝突破とかしてくれたらそんなに嬉しいことは無い。

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