見出し画像

感想・考察|『呪術廻戦』236話|ネタバレ注意

おはこんにちばんは、まるみデンマークです。

今回は、2023年9月25日発売のジャンプ本誌に掲載された『呪術廻戦』236話の感想・考察をしたいと思います。

単行本派の方、アニメ派の方は閲覧注意してください。

既に読んだ方、ネタバレOKな方のみスクロールをお願いいたします。












初見の感想。うっわ、まじか、でしたね。
でも前回の五条勝利はあっけなくて違和感あったんですよね。
だからと言う訳ではないですが、宿儺にはまだ手札があるはずって周りに思われてるくらいだし呪いの王だしまぁあれくらいでくたばらないよなぁってところでした。

けど真っ二つの衝撃は凄かったですね(グロ苦手)。

最近の『呪術廻戦』は術式の説明やら領域展開についてなど難しくて個人的に理解はまったく追いついてない感じで、完結したら大体掴めてくるのかなって思ってます。

まず、今回の五条死亡もあまりにあっけない気がするんですよね。これで五条が死ぬ?いやいやっていう。わたしは、

4回くらい236話を読み返して、自分なりに思ったことをまとめました(行間を深読む系オタク)。

五条「うっわ」

これは高専の夏油が現れる=自分が死んだ ってことなのかなって思いました。

五条「頼むから俺の妄想であってくれよ」

自分が死んだことが。
ここの吹き出しの繋ぎ方もなんか違和感があるんですよね。

五条「良くねぇよ、父親のことも・・・・・・」

この沈黙のところで「(・・・あ、硝子いるからワンチャン生きてるか?)」または「同期や後輩はみんな死んで硝子だけになっちゃったな・・・(伊地知はスルー)」的なことを考えていそうな顔。

冥冥による移住先

死後の世界の話?昔の自分に戻りたいなら南へ、新しい自分になりたいなら北へ。
七海も夏油も死亡確定してないと思うんですよね、肉体はまだ現世にあって猪野くんの術式で何とかなる、と思ってます。
理子ちゃんと黒井さんの後ろに猪野くんらしき人が映ってるのも怪しい…。
懐玉・玉折のエンディング『燈』の最後のシーン、実際の地図で確認すると道の先には羽田空港があるなんて考察も読みまして「MAPPAの伏線の張り方がすげぇ……」ってなりました。

七海「呪いが人を生かすこともある」

未練のある人間は死に際に現れるんだろうか?七海の時の灰原のように。
脹相が弟たちの死がわかったように、虎杖のおじいちゃんが息子の死を予感したように、身近な人の死がわかる世界線なのかなぁ?呪いはわかりやすいとか?
人を生かしている呪いって何だろう?虎杖爺の「人を助けろ」とか七海の「あとは頼みました」とか?これすごく理解したい。

五条「お前の敗因は俺を首チョンパしなかったこと」

って甚爾に言ってたじゃないですか。今回脳はやられてそうな描写だけど自爆すらしちゃう規格外のあの五条だよ?瞬間的に何か施してても不思議じゃない。
こんなあっけなく死なないでしょ。この死をきっかけにまた何か掴むんでしょ。展延とか他者への反転術式とか他人にも無下限施せるとか。

夏油が離反した理由

宿儺に対する思いを語る五条に「・・・妬けるねぇ」は本心な気がしていて。
夏油は自分達との青い春よりも己の術式に夢中になった五条に対して寂しくて仕方なかったんじゃないかなって思いました。1人でも最強になった五条にどうしようもなく寂しくて虚しかったんじゃないかなって。
でも今回とか0で今でも親友だと思っていることがわかって嬉しかったんじゃないかなぁ。早く肉体の主導権を取り戻して五条に加勢しな?

強者との戦い=愛を教えること?

「花に対して理解してほしいなんて思わないだろ」は、五条の最強故の侘しさそのもののセリフで五条目線の世界が見えた気がした。最強からしたら誰でも簡単に手にかけることができて、自分と渡り合える強者にこそ〝人として〟理解してほしい(わかり合える)ってことなんだろうな。
宿儺に愛を教えたのが同等の強さを持つ五条なのだとしたら、五条は甚爾や夏油から愛を教わったということですか…?甚爾の子供で十種持ちの恵はそれになり得る存在だったということ…?それだけ期待していたということ…?父親の死について話せなかったのも愛故ですか……?
愛を教えるって最強故の孤独を分かち合えるってことなのか…?わからん…。

未練がある呪術師

五条は恵(と夏油と硝子)、夏油は五条、夜蛾は主にパンダ、七海は虎杖や猪野、灰原は七海。
「呪術師に悔いのない死はない」

五条「これが僕の妄想でないことを祈るよ」

これ=この走馬灯全体

作者芥見下々先生が明言した生死

「虎杖・伏黒・釘崎・五条の中で、1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬかどちらか」「伏黒の最後は決まっていて虎杖の最後は決まっていない」と過去に答えているそうです。
わたしは虎杖は死ぬんじゃないかなって思ってるんです。宿儺をまた自分に受肉させてみんなのために死ぬんだと思うんですよ。虎杖が恵を救出すると信じてます。あの2人のお互いを思う気持ちって「自分を犠牲にしてでも」ってのが大きいと思っています。
恵は浴させられて魂に肩代わりさせられて底で泣いていて、復活すると祈っているけど、それらしき兆し(匂わせ)が全く描写されないのがね…。
釘崎も生きていて共鳴りあたりが最終手札として生かされるんじゃないかなって思ってます。新田弟に処置してもらってますし。

まだ未回収の謎・伏線

・五条「悠仁には宿儺の術式が刻まれる」
・東堂「あのこと」
・猪野「七海さんのこと」
・釘崎の生死
・宿儺「そうか、小僧はあの時の」
・虎杖の両親
・万が構築した呪具
・残りの宿儺の指の所在
・天逆鉾の行方
・天逆鉾の破片
・夏油の肉体の主導権
・津美紀が呪われた理由


最後まで読んでくださりありがとうございます。

スキ、コメント、フォロー、サポートしてもらえると嬉しいです^^

この記事が参加している募集

マンガ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?