「動on止」のトレーナー的感覚と、それは心もだなぁ、と思った話。
こんにちは。トレーナーの弾正です。
「動on止」みたいな感覚って、トレーナーは大事と思いますので、レッスンの中でお客様の動きを見て養い続ける事を僕はお薦めしています。
「動on止」を簡単に説明すると、人間が動く時、必ず止まっているところが有る。「動きは止の上に在る」という至極当たり前の事です。
当たり前なんだけど、この感覚っていうのが簡単そうで難しく、それは理学療法士やピラティストレーナーみたいな人たちが長年に渡ってわかりやすく伝えようとしていますが、なかなか一般の人には浸透しません。
もう少し、具体的に書きますと、
「止」がぐらついていると、関連する部位の故障に繋がったり、美しくなかったりする。例えば、「歩く」という動作はお腹が止まっていなければ進めない。お腹を左右に振りながら前には進めないし、お腹を左右に振りたいのなら脚は「止める」必要がある。
だから、例えばお客さまが「体幹を鍛えたい」と仰った際には「止まる力」と共に、そこ(止)から派生して動く末端部位との関係を考えて、具体的に①トレーニング種目②フォームチェック③回数(秒数)④セットなどに落とし込んで提供できるトレーナーでありたいものです。
その上で、お客さまひとりひとりのニーズに合わせた、トレーニング種目だったり、フォーム、回数、強度などを調整できるようになると、シンプルに実力だけで他のトレーナーと差別化が成せると思います。
とはいえ、これらの知識も、知ってもらい、楽しんでもらい、行ってもらえなければ、それは知識で終わってしまいます。
我々トレーナーは動きのプロだと思いますが、それだけではなく、心も動かせるよう努めねばと思う今日この頃です。
皆様、今日も良いレッスンを!
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僕も含めだいたい同じ事で迷っています。
記事が皆様にとって何かヒントになれば嬉しいです。
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