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AWAの新機能の好きなところをオタクが語る

こんにちは、いつもTL上で大変お世話になっております、竹田ダニエルです。

極度の音楽好きとして永遠に憧れだった「オフィシャルキュレーター」たる仕事を、現在AWAでやらせていただいております。アーティストや楽曲にコメントを書いたり、好きな曲をSNSで紹介したり、オタク心を炸裂させたプレイリストを作ったり、アーティストとのコラボ企画を行ったり、とにかく音楽に対する「好き」をAWAというプラットフォームで発信しまくっております。(ただの音楽好きが好きをばらまくという、究極のオタク活動を全面的に応援してくれるAWAの担当者様たちには頭が上がりません。笑)

AWAのリニューアル

そんなAWAが2020年6月18日(木)にiOS、Android向けアプリの大型アップデートを実施いたしました。「FOR YOU(旧DISCOVERY)」「FOCUS」「TRENDS」「GENRE/MOOD」のトップページのUIがリニューアルされ、”音楽との出会いを加速させ、より使いやすくするために”「FOR YOU」と「GENRE」の2画面には新機能が追加されています。

音楽好き、カルチャー好きの編集部が作っているアプリだからこそ、ユーザーの声が届きやすいし、リアルに起きているアーティストとリスナーの温度感も汲み取りやすい。何よりも、「音楽配信アプリというサービスを用いて、どうやったら音楽カルチャーを応援できるか」ということを最優先に考え、真剣に向き合っていることがひしひしと伝わる度々の改良には本当に毎回感心します。わずか数人の「キュレーター」が作った「公式プレイリスト」によって全ての音楽トレンドが左右されてしまうような、昨今のいわゆる「プレイリスト至上主義カルチャー」には迎合せず、「ユーザーが作り出す音楽体験をユーザー同士、そしてアーティストも交えて共有できるような空間を作りたい」、そんなAWAの姿勢が今回のリニューアルでさらに強く伝わりました。

同サービスは5月27日に開始5年目を数え、配信楽曲数は6,500万曲を突破。「世界中の音楽が手軽に再生できるようになった反面、膨大な音楽の中から自分に合った楽曲を、ジャケット写真・タイトル・アーティスト名といった情報だけで、限られた時間の中で選定するのは非常に難しくなってきている」と説明。
最新アップデートでは、好きな音楽との出会いをさらに加速させるために「『人の知見』『感性』『熱量』を組み合わせ、レコード店の店員からコアな音楽の魅力を聞いたり、友人と共通のアーティストで熱狂したり、人が音楽についてリアルに語り合う、昔ながらの体験をデジタルでリプレイスするような体験を目指し、音楽体験の面白さを追求した」という。

リニューアル情報のページにある、CXO冨樫様のメッセージがとにかく素敵なので読んでください(願望)

「世界中の素晴らしい作品をより多くの人の耳に届けたいという思いから、今回のAWAのメジャーアップデートでは、プロの音楽家や世界中の音楽通のおすすめポイントを、その音楽とセットでお届けすることにより、聴いてみようと思えるきかっけを増やし、多くの人に新しい”好きな音楽”と出会ってもらえるようにしました。これまでのユーザー作成のプレイリストはもちろん、今回追加した、第三者の知見・感性・熱量を加えた新たなリコメンドで、すべての音楽を出会うべきすべての人の耳にお届けいたします。」

本当に素晴らしいですね......

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そもそも、AWAとは?

と気になった方は、ぜひ以下のリンクでチェックしてみてください!初月無料キャンペーンなどもあるので、一度試してみると楽しいことがあるかもしれません。というか絶対楽しいです。個人的にはSpotifyとAWAを併用して使ってます!

「AWAは定額制音楽配信サービスです。 世界最大規模の楽曲数がいつでもどこでも聴き放題。 あなたの好みや気分、シーンを分析して自動で音楽をオススメします。 アプリをダウンロードすると登録無しですぐにはじめられ、無料でも広告無しでご利用いただけます。」


これから、オタクが勝手に好きなポイントを熱弁していきます。

FOR YOUページ

(↓この宣材に大好きなSoulflexがチラッといるだけでオタクは嬉しいのです、編集部さんさすが👏)

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”「FOR YOU」ページは、名称をDISCOVERYから変更。過去の視聴やAWAでの行動を元に、プレイリストだけでなく、アーティスト・アルバム・曲単位でのおすすを加え、より一人ひとりにフィットしたリコメンドを実現。コメント機能による、第三者の情報をきっかけとした新しい音楽の発見を促進し、まだ聴いたことのない音楽との出会いに加え、1年前に聴いていた曲などをリコメンドすることで、過去に好きになった音楽の再発見も可能になっている。 さらに、AWAオフィシャルライターなど、音楽家たちが書く解説やおすすめポイントといった第三者による情報も追加した。”

・曲を聴くたびに、ホーム画面であるFOR YOU画面をリフレッシュすると、新しいおすすめが出てくる!

たくさんの曲を聴けば聴くほど、オススメによって色々なアーティストに出会える。さらに、一般ユーザーの作成したプレイリストがオススメされることによって、リアルなリスナーが生活の中で作っている「音楽文脈」を通して、新たな音楽との出会いを得ることができる!音楽好きなプロや一般リスナーたちだけを厳選してフォローして、TL常に延々とナイスな情報が流れてくるような気分です。

具体的には、こんな感じのナイスな情報が表示されます。

・最近聴いた曲が入っている、他ユーザー作成のプレイリスト(宇多田ヒカル、Omoinotake、SIRUP等が入っている、作業用BGM!一般ユーザーが作れるプレイリストは8曲までなので、制限された曲数の中で作られる文脈にはいつもストーリーを感じるし、ユーザーのプレイリストを見ているだけでも本当に楽しい!)

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・最近聴いたアーティストの、まだ聴いていない人気曲(僕の大好きなCIRRRCLEの曲に書いたコメントが表示されてます!コメント書くモチベーションが湧きますねぇ)

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・最近聴いた曲と一緒に、他のユーザーが聴いている曲やアーティスト(PEARL CENTERの曲と一緒にD.A.N.やAlec Benjaminを聴いている方々...いいですね....非常に良い....)

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そしてこれらと一緒に、公式キュレーターによる「ポップ」や、一般リスナーも書いている「コメント」も表示されるため、曲名とジャケだけの無機質な情報に加え、「好き」と「熱意」の込もった文章が読めて、まるで雑誌をめくっているような、CDショップの店内を歩いているような気分になれます!

・「ポップ」の例

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GENREページ

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「GENRE」ページでは、ユーザーが好きなジャンルや興味のあるジャンルの音楽を様々な視点から楽しんでもらうべく、これまでプレイリストでの音楽探索のみだった画面から、ジャンルのおすすめアーティストやヒットチャートを確認できたり、他のユーザーが注目する音楽をコメント機能を通じて楽しむことが出来るように変更した。

なんと言っても面白いのが、ジャンルに「邦楽vs洋楽」という区分がないこと!長年日本の音楽業界の呪縛のように悩まされているそのバリアを撤廃し、純粋にリスナーがどのようにして音楽を楽しんでいるのかをユーザーコメント+ユーザー作成プレイリスト+公式キュレーター作成プレイリスト+ヒットチャートという、実に「生の体験」や「リスナーの声」をお互いにシェアし合える空間になっているのが、まさにSNSと音楽配信アプリの理想的な在り方だなと思いながら楽しんでいます。

まず「ジャンル・ムード」を選択できる画面が表示され、

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例えば「ダンス・エレクトロニック」のジャンルを選択すると、まずトップには公式キュレーターたちによるポップが表示されます。(これ一個ずつ入力してるんですよ...本当に愛がこもってますよね...ディグ好きにとっては素晴らしい機能です...)

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「オルタナティブ」のジャンルでは、リリースされホヤホヤの君島大空さんと塩塚モエカさんによる、七尾旅人さんの名曲「サーカスナイト」のカバー曲のポップが表示されていました!出たばかりの新曲に対する感想やコメントと、オススメの旧作が混在して表示されるのも、意外とありそうでなかった機能。

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また、下にスクロールすると、ユーザーによるコメントも読めます。「ジャズ・ブルース」のジャンルでは、僕のコメントとTAMTAMの高橋アフィさんのコメントが並んでいました。笑 音楽雑誌のライターに加えて、アーティストも公式ライターとして参加しているので、作る人・書く人・聞く人、全員が対等な立場で好きを伝え合える場所になっているのが素敵です!

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他にもオススメしたい機能やAWAならではのAWA公式プレイリスト

FOCUSページでは、AWAが毎日更新してる曜日プレイリストもフィーチャー。ツイッターでも推してるけど、本当にすごいから見て欲しい〜〜!!
音楽好きオタクキュレーターが愛を込めて、洋楽・邦楽・ジャンル問わず、「音楽を楽しんで欲しい」という一心で作ってるのが超伝わります。

ヒット曲、新人アーティスト、新曲、全部入ってるから毎日チェックするのが楽しい!

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水曜日のプレイリストが個人的なフェイバリットです!国、ジャンル関係なく、いい音楽が詰まってます。マジでオススメ。


最後に

AWAというアプリを通してできることは、「音楽を聴く」「受動的にオススメされたものを聴く」ことだけではなく、「好きの幅を広げる」「好きを深める」、そして「好きを伝えて共有する」ということ。SNSでの「いいね」や「バズ」を気にすることなく、自分用のメモとして使ってももちろんOK。AWAを現在使っている人は、新しい楽しみ方をどんどん開拓して欲しいし、AWAを使った事ない人は、この記事を読んで「こんな感じか〜」と知るきっかけになれば嬉しいです!


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