情報の取り扱いかた、向き合いかた

文化を探るのが面白い。
特に食文化は国ごと、県ごと、地域ごとに様々の事情や想いを反映しており、文献をもとに追体験できるのが魅力である。
その中から、”事実”のみを抜き出すことは中々容易ではないが、それはある程度の数を打つしかないと考えている。いづれの場合においても多少なりとも主観やバイアスというのは入り込んでしまうものである。私自身も、こうして書いている内容にも、もちろん含まれているだろうし、私が読んだ本から吸収する内容の量や質にも主観や偏見は生まれている。だからこそ、自身の考えと異なる思想や思考に触れる必要があるのかもしれない。幅広くといった単純な意味合いもあるだろうが、自分の感覚を校正する意味合いを込めても。

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