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同意書と指示書の違い

だんご院長です。
健康保険を適用して訪問マッサージを受けるには、
『あなたは自宅(または施設内)で、マッサージを受けてもいいですよ。』
と、かかりつけ医から許可してもらわなければなりません。
かかりつけ医から許可してもらったことを書面にしたためたものが
同意書と呼ばれるものです。

同意書については、ケアマネージャーさんも十分認識されていますが、
同意書と言う人もいれば、指示書と言う人もいて、
その呼び方が統一されていない印象を受けてました。

ボクもあんまりよく分かってなかったですし、
まぁ同じ意味で言ってるんだろからいいだろうくらいの感覚でしたので、
「同意書やっかいですねぇー」とか、「指示書は運不運ですねぇー」とか、
適当に返してましたが、、、

実は、指示書というのは正式には訪問看護指示書と呼ばれているもので、
訪問看護サービスを受ける際に必要となる書類のことです。
有効期限は、かかりつけ医が発行してから6ヶ月なのですが、
医療保険適用なのか?介護保険適用なのか?で、
かかりつけ医に訪問看護指示書の作成を依頼する人とか、
受けることができるサービスの内容とかが異なります。

医療保険を利用した訪問看護サービス

医療保険の適用対象となる訪問看護は、
訪問看護指示書では週3回までの利用となります。
訪問看護ステーションの看護師が、かかりつけ医に交付を依頼します。
かかりつけ医は、患者様の診療結果と、
看護師から提出された訪問看護計画書と訪問看護報告書をもとに、
訪問看護の必要性の有無を判断します。

画像はイメージです。

介護保険を利用した訪問看護サービス

要支援・要介護認定をされた方が対象となりますので、
ケアマネジャーが作成するケアプランに訪問看護が組み込まれます。
居宅介護支援事業所のケアマネジャーが、
かかりつけ医に訪問看護指示書の発行を依頼し、指示書が交付されると、
介護保険の支給限度額内におさまるように作成されたケアプランに、
設定された利用回数の訪問看護サービスが提供されます。

ボクは仕事がら、ケアマネージャーさんとお話しすることが多いので、
看護師さんの事情はよく分かりませんが、
医療保険適用の訪問看護指示書は書いてもらえるが、
介護保険適用の訪問看護指示書はなかなか書いてもらえないという
事情があるのかもしれません。

このたび、同意書と指示書は違うものだということが分かったので、
今後はきちんと使い分けていこうと思います。
ケアマネージャーさんの発言も訂正していきます!(嘘です💦)

本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。

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