早期発見・早期支援で脱フレイル
だんご院長です。
ウィンターカップ準決勝の2試合は凄い試合でしたー。
特に開志国際と藤枝明誠の一戦は手に汗握る
最後の最後までどっちが勝つか分からない素晴らしいゲームでした。
藤枝明誠のラストショットに思わず泣いてしまいました。
準決勝で大活躍した福岡第一の崎濱選手と藤枝明誠の赤間選手は
ともに2年生ですから、ニューヒーローの誕生です!
この2選手は覚えておきましょう。
それにしても、コロナ禍というやつは、
ボクたちの周りで色んな影響を及ぼしています。
マスク狂騒曲もそうだし、出生数が80万人を割ったのもそうだし、
高齢者の中には外出自粛による運動不足などが原因で、
フレイルが増えているそうです。
フ、フレイル?
フレイルとは、健常から要介護へ移行する中間の段階、
介護が必要な一歩手前の状態と、言われています。
2014年に日本老年医学会が提唱した概念ということですので、
全く知りませんでしたが、8年も前からあったんですね。
具体的には、加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり
家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい
衰え全般を指します。
脳疾患などの疾病や転倒などの事故で、
健常な状態から突然要介護状態に移行することもありますが、
多くの場合、フレイルの時期を経て、徐々に要介護状態に陥ります。
ちなみに、ボクの祖母はとても元気だったのですが、
あるとき階段で転倒して骨折してしまったんですけど、
それから一気に認知症が進んだことを思い出しました。
フレイルの時期が無い稀なケースだったということでしょう。
フレイルの時期は、
適切に支援をうけることで健常な状態に戻ることができる時期
ともされています。
鳥取県の安来市が、高齢者を対象に“ある訓練”を行ったところ、
フレイルやその疑いがある人が半減したことが分かったんだそうです。
訓練の内容は、
週1回のペースで専属の理学療法士や言語聴覚士などが指導し、
体幹の筋肉を鍛え、転倒を防ぐ体づくりのほか、
食べ物を飲み込む口やのどの筋肉の強化などを図るというもの。
フレイルと判断された参加者の一人は、コロナ禍で外出の機会が減るなか、高齢の母親の介護も加わって左足に痛みを感じるようになっていましたが、
訓練後には、杖を使わなくても歩けるようになり、
5メートルの歩行タイムは5秒以上速くなりました。
劇的な回復をみせ、“脱フレイル”を果たしました。
マッサージもきっと脱フレイルのお役に立てるはずですので、
だんご治療院のキャッチコピーにしてみようかなぁー。
本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。