研修で受講者に寄り添うとは
昨日は、オンライン研修のあと、新入社員研修の打ち合わせでお客様のオフィスを訪問しました。
メーカーさんなのですが、社長の奥様がイタリアンレストランを経営されていて、ランチをご馳走になりながら入社予定の方や、先輩社員の皆さんの近況を教えていただきました。
ランチの時に伺った内容のおかげで、新入社員研修についても、皆さんに喜んでいただけるような内容や進め方がご提案できたように思います。
明日と明後日は、介護施設の施設長の方々の研修を担当させていただきます。
事前課題として、現状についてレポートにまとめていただいた内容から、現状がいろいろ見えてきました。
事前課題や受講後のレポートは、現状や成果を把握するための貴重な資料です。
正確な現状把握や、具体的中成果を引き出すために、どのような質問にするか?
質問の設定はとても大切です。
そして提出していただいたレポートをどのように読み込むことができるか、講師の力量の問われます。
書いてある内容の具体性
回答に矛盾している点はないか
はもちろんですが、事務局の方にお願いして、皆さんへのレポート配付日とレポートの提出日についても記録をとっていただき教えていただくようにしています。
事前課題で具体性に欠けることや回答に矛盾を感じたら、事前に確認できることは、事務局の方に対して、直接受講者に確認が必要なことは、冒頭にレポート内容を確認する時間を取り、内容を明らかにして、研修内容に取り込んでいきます。
ですから、事務局の方が独自に作成されたアンケートが信頼できる内容や私の評価だと思っていません。
アンケート、研修後の行動計画というように、作成物が複数あって、じっくり回答したり考える時間がなければ、研修の中でその時間を取るようにしています。
同じテーマ、同じ階層であっても、受講してくださる方は異なります。
これらの配慮や工夫も、受講者に寄り添って研修を進めていくということになると考えています。