理学療法国家試験アウトプット編〜鰐部先生のインスタLIVEまとめ②〜

こんにちは、紀平です💡

先日は沢山の方にまとめ記事を見ていただき本当にありがとうございました！！

今回も6:00からあったInstagramのLIVE配信の内容を簡単ではありますが、まとめましたので良ければ参考にして下さい。

テーマは『専門科目の勉強の進め方』です。

理学療法士だけでなく、作業療法士の国家試験を受ける方にも参考になると思います。

それでは、始めていきましょう！！

※本記事の内容は配信された鰐部先生の配信の内容を私なりにまとめたものです。

あくまで参考程度にお願いします。

1、基礎と専門で分ける思考法について

まずは、上の画像を見ていただき読んでもらえたらと思います。

国家試験の勉強では基礎分野と専門分野それぞれに考え方を持つことが大事とされています。

①白黒思考

答えを白か黒かというように「○か×か」のみで勉強してしまう。

いわゆる、これは基礎科目や覚えるだけで落とし込んだ方がいい問題などはこの勉強方で進めていく。

②グラデーション思考　※本内容では1番大事な部分です。

専門科目の問題でパーキンソン病の症例を題とした運動療法をする問題で選択肢の中から答えを導くパターンです。

体幹の前屈姿勢に対して棒体操の体幹前面筋のストレッチがその問題の正解だったとします。

ただ、それで勉強が終わってしまうと応用が効かないといいます。

もし、その他の選択肢に
⑴10分程度の散歩をする
⑵呼吸訓練
なども含まれていたらどうでしょう？

その問題では違っていても臨床ではリハビリテーションの内容には含まれていたりもします。

問題文が変わると正解になる選択肢もあるということになりますね。

なので、専門科目ではこのグラデーション思考の勉強をしていきます。

この問題での最良の選択肢が何かを理解してその他の選択肢も重要性や適応についても考えていく』必要があるんですね。

2、試験の問題に関する配点について

まず、現在は過去問などを解いてその年の問題の配点が高いかを分析している人

この方法では年度によっても問題の配点が変わってしまうことがあるため得点に結びつきにくいとしています。

そこで、鰐部先生はまず毎年配点が高い問題の科目を抑えていく方法が一つだとしています。



(※ただし、低い点数の問題は無視していいと言うわけではないということ。)



LIVE配信ではPTとOT別に配点の高い科目が異なっていると言うことです。


これを参考にしながら得点アップに繋げていくのは大事ですね。

3、疾患は『基礎の破綻』

まず、この言葉についてです。

結論から言うと

『基礎科目の理解で初めて疾患の理解にも繋がる』

になります。

配信では問題を事例に紹介されていました。

ここでは、一部だけ取り上げさせていただきます。

上記のようにギランバレーは起立性低血圧が起きると覚えるだけだと専門科目では得点アップに繋がりにくいです。

ここで、以下のように理解していきます。

大まかにするとこのようになります。

つまり、これらの①②③て基礎の解剖学や生理学を知ってないと正解を導けない勉強になりますよね？

まさに、『疾患は基礎の破綻』と言える勉強方法だと感じました。

4、単元別に考える勉強法

一つの理解でそのほかの問題の理解にも繋がる

勉強する上でこのアハ体験のような感覚を感じれるのが勉強の面白さだと考えます。

専門ではこうやってピンク色の大項目を中心に白の小項目に分けて勉強を進めて行くことがいいとされます。

何から手をつけて良いかわからない時、とても参考になるかと思います。

点数を取るのが苦手な項目あれば是非、勉強進めていきましょう！！

5、まとめ

いかがでしたか？

時間の関係で細部までまとめれませんでしたが、以上が今回あった内容の重要部分になります。

最後のまとめで鰐部先生は

①疾患・症状は基礎の破綻
　基礎とセットで勉強　　　脳血管障害→神経系
　この経路のように基礎科目の神経系はわからないけ　　どとりあえず専門の脳血管障害は×
②リスクヘッジのために(損失の点数を下げるために)
　配点の高い問題から着手する
③単語の意味、特に場所を大切に
④各単元のコツを覚えて実行する。

としています。

詳しくは鰐部先生のリンク先を貼り付けましたので見ていただければと思います。

HP
https://wanizemi.com
インスタグラム
https://www.instagram.com/wanizemi/?hl=ja
YouTube
https://m.youtube.com/channel/UCPUZtKFtoMpzQHQTlXhPhHg