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【絵本感想】『どんなもよう?ぼくのかんがえたきょうりゅう』

今回、紹介するのは じびきなおこさんが書いた『どんなもよう? ぼくのかんがえたきょうりゅう』です。

博物館に飾られている恐竜たちは骨ばかり。
実際にいた恐竜ってどんな模様でどんな色だったのだろうと想像する絵本。 もしかしたら、ピンク色だったのかもしれないし、魚のうろこみたいな模様だったかもしれない。

恐竜たちの模様が・・・

この絵本で面白いのが、恐竜たちの模様がすべてコラージュされているところ。
折り紙のような柄があったり、英字新聞や和紙といったあらゆる紙がちぎって恐竜たちの模様にあしらわれているのです。
図鑑で見るような恐竜たちの色や模様でないので、そういった意味で楽しめると思います。

第2回 恐竜文化賞・恐竜ものがたり部門大賞作品

この絵本は「第2回 恐竜文化賞・恐竜ものがたり部門大賞作品」です。
恐竜文化賞ってなんだろうって調べてみました。

恐竜文化賞:恐竜化石の宝庫とされる勝山市(福井県)において1994年に創設,恐竜を題材とした児童文学・絵本・子供たちの作文等から

https://honto.jp/netstore/search/au_1001092631.html

福井県勝山市は「恐竜王国」とも呼ばれてるぐらい恐竜化石の宝庫とされているみたいですね。

恐竜のことを楽しんで知ってもらいたいという想いがつまっていると感じました。

最後に

テレビや図鑑などで当たり前に恐竜は出てくるので、「どんな模様だろう?」と不思議に思ったことはありませんでした。
この絵本をとって、想像する楽しさを改めて知ることができました。

またワークショップなどで絵本を読んだ後に子どもたちにコラージュをしてみても面白いのかなと思いました。

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