夏休み、ラストスパート!読書感想文やっつけ隊
読書感想文、みなさまお好きですか?
私は苦手です。
いえ、むしろ嫌いです。
感想文や小論文などは書くのも言うのも苦手です。
許されるのなら、「おもしろかったです。おわり。」にしたいくらい。
小学3年生くらいだったかな。一度、9割あらすじ&1割だけ感想文で提出しましたが、再提出を食らいました。
また書きながら単調な文章になっていくのも嫌で、
何度も読み返しては「なんてこどもっぽい文章なんだ……」と思ってしまい、自己肯定感も下げ下げでした。
ただ学年が上がるにつれて、「これは国語のテストか」と思えるようになったので、それからは正解を探しながら書くような感覚に。
こう書けば大人が喜ぶんだろ、みたいな。
6年生のときに、感想文が賞に選ばれたりもしましたが、内容も読んだ本もまったく覚えていません。
今年、長男の人生初の読書感想文チャレンジです。
分からないことだらけだよね。
今は「読書感想文シート」なるものが添付されていて、それを埋めていけば構成が出来上がるという代物。
読書感想文の書き方がまとめられていて、ただただ感心しました。
私の頃にもこんなのがあれば、もう少しきちんとしたものが書けたんだろうなと思いながら。
9割あらすじ書く子なんて、今の時代にはいないんだろうな。
*
さあ長男の挑戦です。
まずは本を選びます。
3冊読んで、選んだのは、なんと、推理小説!
え、書きにくそう……
心の中の私がつぶやく。
でも本人が書くと決めたので、私も応援です!
今回はインタビュー形式で、長男の感想を深堀りしていきました。
これは以前、末次由紀さんの記事で読んだ、「我が家のどん詰まり読書感想文問題」を参考にさせて頂きました。
正直、当時この記事を読んで、衝撃でした。
え!!!そんなことしていいの!!!が正直な気持ち。
でも確かに、いきなり感想文書きなさいって言われても、分からないもんね。
長男も、「最初に『①読んだ理由』って書けばいいの?」って言ってたしね。
お手本になるような過去の読書感想文を先に読ませてあげたらよかったな。反省。
さあ、推理小説を読んだ長男にインタビューします。
①おもしろかったこととか、覚えてるところは?
②なんでそこがおもしろいと思ったの?
③長男は犯人は誰だと思ってた?あのトリックすごいよね
④長男はそっち派なんやね!お母さんこっち派!なんでそっち派なの?
などなど。
長男が口頭で答えたものや、合間でお喋りしたりしたことを、私がパソコンでガタガタ打ち込み。
2人で文字数を確認し、本人も何度も読んで添削。印刷し清書していきます。
「この漢字習ってたっけ習ってないっけ。」
「やばい!ここ1マス開けれてない!」
私も長男も笑顔がどんどん消えていきました…
が、なんとか原稿用紙が埋まりました。清書完了です!
非常に疲れました。寄り添うって大変ね。
なにはともあれ、がんばったね長男〜!(拍手)
*
やっぱり私は感想文が苦手です。
本を読んで、本の世界にひたひたに浸かって、泣いたり笑ったりハラハラしたり、
そんで「あー、おもしろかった!!」でいいじゃん!と今でも思っています。ダメな大人。
本を読むのは好きだけど、感想を言語化するのは大人になった今でも正直苦手です。
もっと自由に書けたらいいのにな。こどもたちだって文章を楽しく書けると思うんですが。
私がこどもの頃にも、末次由紀さんのように言ってくれる人がいたらな。
心がずっとずっと楽になっただろうに。
読書感想文がもうちょっと好きになったと思う。
*
最後に、末次由紀さんの記事をそっと置いていきますね。
人気記事で、読まれている方もたくさんおられると思います。とっても読みやすくて分かりやすくて、おすすめです。
夏休みの読書感想文で焦っている方、ぜひどうぞ。
(実はnoteを始めたのも、末次由紀さんの記事がきっかけでした。
『ちはやふる』ずっと読んでいます。須藤先輩と原田先生が推しです。
最終回までの完走、お疲れ様でございました。)
ここまで読んでいただいてありがとうございます。今日も良い日でありますよーに。