育児は、一人の人間と人間として本気で向き合うことだから
先日、7歳になった娘にこれまでで一番本気で向き合って話し合いをした。
発端は、あまりにもやるべきことを全然していなかったこと・いいかげんすぎたことが発覚して、担任の先生から面談でご注意を受けたから。でも、その「行動」だけじゃない。ちょっと注意されるだけで、すぐに不貞腐れて逆に攻撃的になる「心」の部分もだった。
きっと、思春期になったら、もっと複雑だったり重大だったりする問題で揉めたりするのかもしれないけれど、でも、この時期の「行動」の悪癖、「心」の悪癖は、ちゃんと訴えかけて本気で変わろうと思えない限り、大人にまで引きずって自分が後悔することになるから、きちんと伝えたかった。
不貞腐れて隠れようとする彼女に伝えたことは、
「自分の悪いところを指摘されたときに、それから逃げようとしてはダメ」
「あなたの悪いところを指摘したからといって、あなた自身を否定しているわけではない。あなたの存在そのものはそのままで素晴らしい。少し注意されたからって、全否定されたように感じないで」
「天邪鬼で『いいもん、このままで。できなくていいもん』というけれど、誰しもがママとパパでも、悪いところはあって、それを直そう変わろうと努力して、生きている。なのに、そのままでいいなんて思っていたら、あなただけ変われないよ」
ということ。
そして今回の発見は、注意される=全否定、と感じてしまうという点。
子どもだからこそ、自分の悪い部分だけで注意されているのに、自分そのもの全体とそこの切り分けができないんだなぁと。そりゃあ7歳だもんね。と思いつつ、本気で、向こうの心と、こちらが伝えたいことをやわらかくほぐしながら伝えれば7歳でも伝わると思えた。
まあ、すぐには変わるのは難しいし、これからも、親としても迷うことや悩むことはたくさん出てくるだろうけれど、どれだけ心を消耗したとしても、娘のために本気で向き合っていこうと改めて誓った日だった。
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