見出し画像

釧路・弟子屈一人旅①

先日、一人旅で下田に行ったという記事をアップした。
内容は大阪から下田に行って温泉旅館に泊まって来たという何の益体も無い記事だが、それにも関わらず多くのスキを頂いた。
別にスキを貰うためにnoteに何か書いてる訳では無いにしても、スキを貰うのは素直に嬉しいので、調子に乗って過去の一人旅の事を書いてみようと思う。


2021年7月のコロナ禍真っ只中、東京オリンピック開会式の時期に大型連休があった事を憶えてる方はどれほどいらっしゃるか分からないけど、ともかく4連休か、人によってはそれ以上あったと思う(休みが無かった人はごめんなさい)。

で、仕事の都合で4連休が取れるかどうかギリギリまで微妙なところだったけど、22日から25日まで4連休が取れる事になったので(この時点で20日だった)何処か行きてえなぁ…でもコロナ罹ったら嫌やしなぁ…とか考えながら楽天トラベルとか見てるうちに、ついうっかり手が滑って大阪釧路間の飛行機と現地の宿を予約してしまった。

あーこれはうっかり予約してしまったし行くしかあるまい(棒読み)


コロナ禍のせいか伊丹空港から釧路空港までの直行便が無くて(元々設定されてないのか?)羽田を経由する羽目になった

という訳でやってきました北の大地の右の方。
札幌は行ったことあるけど釧路はちょっと何があるのかイメージが湧かない、という方は多いかも知れないが、釧路の魅力はなんと言ってもその涼しさ。他にも気候が冷涼な事や空気がひんやりとしている事に定評がある。
 つまり涼しい以外に特に取り柄は無いと言える。その証拠にJR釧路駅前の写真をご覧頂きたい。

寂しげな釧路駅前

すごく…寂れてます… 
駅前に行ったら何かご飯食べるところがあるかなと思ってホテルから歩いてみたけどマ〜ジで何も無くて、とりあえず近くのセブンでおにぎり買って道端で食うレベル。
これ以外に写真撮ってないけど、YouTubeとかに釧路駅前がどれだけ寂れてるかみたいな動画は探せば山ほど出てくるので、そちらを参考にしてください。
とは言え、この時期の大阪なら夕方でも散歩をしたら汗だくになるけど、釧路なら全く汗が出ることが無いくらいに段違いの涼しさで、これだけでも来てよかったと思える。
なお、未だにまともなご飯にありつけてない模様。

ホテルから夜景見たらそれなりに都会っぽいのになぁ…

結局その日はホテルに戻って缶ビールをあおってふて寝する事になった。

二日目。

カーテンを閉めずに寝てしまって、外がほの明るくなったタイミングだったのと空腹が極限に達してたのも相まって4時くらいに起きてしまった。
ホテルの朝食まで待てないのでまたまたセブンに行って(どうやらセコマは周囲に無いようだ)食糧を調達してしのいだ。
北海道まで来たというのに貧相な食事しかしてないので、せめてホテルの朝食で何とか挽回出来ればと思ったが、朝食も北海道のビジホでありがちな海鮮乗っけ放題丼が提供されてなかったし、プリンスホテルは食事の面ではディスアド。
唯一のアドは新約聖書が置いてあり、祭壇作りが捗った事かな。あとは部屋で喫煙可能なところ。

宿での祭壇作りはオタクには欠かせない

という訳で二日目の行動なんだけど、まずは電車で、というか電車なのか電気で動くタイプじゃない方の電車なのかは知らんけど、とにかく北へ向かう。

こういう風景はいかにも北海道って感じた

車内は記憶が確かなら立ってる人は居ないものの、座席は全部埋まってる程度には混雑してる感じだった訳だが、全開にしてる窓からひんやりした風が吹き込んで来て、乗客たちの熱気も洗い流されて快適。一応車内の天井には扇風機が設置されてたけど、それすら必要が無かった。

で、やってきたのは弟子屈駅。まずは駅前唯一の飲食店で豚丼を食います。

おいしい(小学生並みの感想)

豚丼は帯広名物だが、北海道の雄大な自然の如く道民の心は広いので気にしてはいけない。
私の故郷の大阪は広島とお好み焼きについて係争中だが、広島人もこの道民の広い心を見習ってもろて。
北海道に上陸して初めてまともな北海道名物にありついた後は、タクシーに乗って予約してるホテル方面へ。


クッシーて

予約したホテルは屈斜路プリンスホテルという屈斜路湖に面してるというロケーションが非常に良いホテルだが、直近でプリンスホテルは食事は期待しない方が良いという確定情報を得たので、食事は期待してはいけない。
ま、まぁロケーションだけで選んだんやし…(震え声)
ともあれチェックインにはまだ時間があるので屈斜路湖を散策する事に。

意味ありげに設置されたベンチ

とは言ってもただの湖やし虫も多いし(しかもでかい)で、ふらふら徘徊した先にこのベンチから百合の波動を感じ取って(オタクなら分かってくれるはず)まじまじと眺めて妄想を膨らませていたら、いつの間にかチェックインの時間になったので部屋に向かう。


屈斜路湖を一望できるぞ


恒例
 

まずは祭壇の設置から始まり、温泉で汗を流す。そんなに汗かいてないけど。
あとは自然の力で充分涼しい部屋で自堕落に過ごすだけ。
で、夕食。

ショボい

うん、知ってた。とは言え予想を下回るショボさだ。
こんなの絶対おかしいよ!これが天下のプリンスホテルのやる事かー!堤を!堤を呼べ!
ていうか北海道名物を置いてないのがよろしくない。非日常感が足りない。

そんな訳でホテルの売店でじゃがポックルと北海道限定サッポロクラシックを買って部屋で貪り食うなどした。やっぱ北海道と言ったらこれだね。次の日の朝食に至っては記録も記憶も無い。
ああ、朝はパン派なんだけどパンに合わせるスープが無くて歯痒い思いをしたのを思い出した。

これを計算に入れてホテルを建設したのは流石

ただ、この屈斜路湖に登る朝日を正面に持ってくるロケーションだけはやっぱ格別なんだよなぁ…
勿体ないなぁ…

という訳で3日目。
涼しいっていうそれだけで贅沢な事なので、日がな一日オープンテラスのあるカフェで自堕落に本でも読んで過ごしてたいところだが、そんなもんはここには無い。あってもオタクがそんなところに居て良いはずが無い。
とは言えノープランなのでホテルに掲示されてる弟子屈周辺地図をまじまじと見てたら…
よし、じゃあここに行くか〜ってなってタクシーで行った先がここ。

神の子池!

すごく…青いです…
もっと知る人ぞ知る秘境なんかなと思ってたらがっつり観光地化されてた

行ったは良いけど虫が多すぎィ!ってなって写真だけパッと撮ってタクシーに逃げ帰る羽目になったけど、一生に一回来るか来ないかみたいな所だし行って良かった。


タクシー代2.8万円…

い、行ってよかった…(震え声)

↓続き


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?