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#久慈市
10月号(№251)編集後記
久慈秋まつりが閉幕。前夜祭、お通りと夏の名残りを思わせる蒸し暑い天気から一転、週末はあいにくの雨模様に見舞われました。雨のため中日があえなく中止となった他、お還りは一部の組が参加を断念。音頭上げと山車の展開が省略されるなど全体を通してスピーディーな運行となりました。
お還りに関しては雨天の開催を不安視する声もありましたが、美容室は大量の予約キャンセルを免れた他、食材の仕込みを済ませていた出店者か
9月号(№250)編集後記
お盆前に上陸した台風5号の記録的大雨により、市内の一部地域に災害の危険度が最も高い「緊急安全確保」が発令されました。大雨により山間部の世帯で孤立が生じた他、道路の冠水、崩落などがありました。
2016年の台風10号と同じようなルートをたどってやって来た今回の台風。市内中心部に及んだ当時の被災状況を思い出し、良からぬ事態の訪れを覚悟したのは私だけではないと思います。
我が家では、お盆に合わせて義
7月号(№248)編集後記
5月号、6月号と立て続けに特集した「春のニューオープン」ですが、読者の皆さんから大変ご好評をいただきました。まんまと調子に乗って、今月も2店舗のニューオープンに巻頭を飾っていただきました。物価高騰によって消費者の財布のひもがなかなか緩みませんが、勇気をもって店を興した店主たちに改めてエールを送りたいと思います。
新装開店といえば、ド派手な折り込みチラシや新聞広告がつきものですが、最近のトレンドは
6月号(№247)編集後記
4月から5月にかけて総会シーズン真っ盛り。各種団体、PTA、スポ少などなど、人によっては1日に何件かはしごして出席した人もいたのではないでしょうか?
新型コロナが第5類に移行し、それまで中止や縮小を余儀なくされてきたイベントや各種行事が通常の規模で実施できるようになりました。満を持して元通りにしてみると、コロナ前の規模に戻しただけなのに想像以上の負担を感じる、そんな感覚ありませんか?
コロナ禍
5月号(№246)編集後記
どっさりあった路肩の雪があっという間に成仏し、心地よい春の陽気が北三陸に桜の季節を連れてきました。インスタグラムを開くと、目にも鮮やかな花の写真が咲き誇り、スマートフォンの向こうから、ささやかな癒しを与えてくれます。新年度がスタートし、何かと気忙しい毎日ですが、時にはデスクを離れゆっくりと花を愛でる余裕を持ちたいものです。
さて、4月から一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶ「日本版ラ
4月号(№245)編集後記
3月号の編集後記に記した「ぽかぽか陽気に思わず小躍りしたくなる…」との書き出しから一転、2月下旬の記録的な大雪で小躍りどころか身動きできない状況に。お天道様から「調子に乗るな!」とお灸の代わりにドカ雪を据えられてしまいました。
大雪にともなう道路状況の悪化で、3月号の配本に遅延が生じてしまいました。この場を借りてお詫び申し上げます。
話はガラッと変わりますが、最近の誌面にスマーフォンで読み取る
3月号(№244)編集後記
2月としては異例のぽかぽか陽気に思わず小躍りしたくなる今日この頃。光熱費とのにらめっこもひと段落ですが、自動車税と固定資産税、新学期に向けた学用品の購入など、春になっても財布のひもは緩みっぱなしです。
さて、今月(2月)15日、うれしいニュースが飛び込んできました。
日本全国のロケ地を紹介する雑誌「ロケーションジャパン」が、この1年もっとも人を動かし、観光誘客に貢献した作品と自治体を表彰する「
1月号(№242)編集後記
編集部では、久慈地域の明るい話題をインターネット上で全国に発信しようと、インスタグラムを活用して誌面で紹介した写真の一部をカラーで発信しています。
元旦からスタートした2023年の投稿数は約170回を記録。約2日に1回のペースで久慈地域のニュースやグルメ、季節ごとの美しい景観などを紹介しています。
今回は2023年の投稿の中から、見た人が気に入った投稿にマークできる「いいね!」の数を集計し、も
11月号(№240)編集後記
ダナスは今月号で2003年秋の創刊から満20年を迎えました。心より御礼申し上げます。
この小さなまちで20年もの間、タウン誌の灯を一度も絶やさず灯してこられたのは、日頃から支えてくださる読者の皆さまをはじめ、地元企業の皆さま、寄稿者の皆さま、販売店の皆さま、自治体関係者の皆さま、挙げればきりがないほどお世話になっている皆さまのおかげに他なりません。
私が編集部に入ったのは、創刊から4年半後の2
9月号(№238)編集後記
4年ぶりに完全復活を遂げようとしている久慈秋まつり。お盆が過ぎ、各組は手作り山車や創作みこしの製作を本格化させています。
久慈秋まつりに山車が登場したのは大正初期と言われています。当初は小規模だった山車は、時代を追うごとに規模を拡大。他の組に負けじと競い合いながら豪華なものに進化していきました。
昭和40年頃からは、多くの山車組が八戸三社大祭で使用した山車を借り受け運行するスタイルが定着。この
8月号(№237)編集後記
記録的な大雨となった秋田県では、住宅への浸水をはじめ大規模な被害が広がりました。
秋田市が7月18日に開いた会議によると、秋田市内の浸水被害を約3万2千世帯と推定。国道沿いののり面や護岸の崩落が確認され、少しの雨でも再び災害の恐れがあるとして予断を許さない状況が続いています。
久慈地域の大雨被害として記憶に新しいのが2016年8月の台風10号、2019年10月の台風19号で、それぞれの台風で川