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ベトナムのFacebookがアツイ!

こんにちは。

この間同い年の友人(日本人)と話していて、SNSの話題になりました。

友人曰く、「日本でのFacebookはおじさん、おばさんがやっているイメージ」とのこと。

私は内心、えーそんなことないよ、いや、私の感覚がおばさんなのか?と思ってしまいましたがその場は流してしまいました。投稿はあまりしないものの、情報収集としてFacebookを日常的に使っている私にとっては若干ショックでした。笑

でも確かに、今はInstagramやTiktokなど動画で楽しめるSNSが増えて、いわゆるミレニアム世代でFacebookをガンガン活用している人は多くはないイメージ。

というわけで気になったので少し調べてみました。

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(引用:https://blog.comnico.jp/we-love-social/sns-users)

恐らくそれぞれのSNSで発表時期がバラバラなので簡単に比較はできませんがFacebookはInstagramに次いで4位、ユーザ数は2600万人(国民の約20%)、登録者数は20代と30代が多いとのこと。(ここで世代だったことでひと安心)

一方のベトナム。

画像2

(引用:"Leading countries based on Facebook audience size as of July 2020(in millions)"
https://www.statista.com/statistics/268136/top-15-countries-based-on-number-of-facebook-users/

2020年7月のデータではユーザ数が6400万人(国民の約7割!!)が利用しているという結果に。
国民の約7割となるとほとんどの世代が利用しているんだな、と年代別データを見なくてもわかりますね。というくらいFacebookがメジャーなベトナム。

これは旅行していた頃には気付きませんでしたが、ベトナムに移住してからこのFacebook文化を実感しました。

例えば・・・

・不動産を探すときは不動産屋さんのFacebookに直接DMを送る。新しい物件情報は不動産屋さんをフォローして投稿から情報を得る。または在住外国人グループに入れてもらって物件を探していることを投稿すると物凄い量のコメントとDMが送られてくる。

・洋服屋さんを探したいときは各お店がFacebookページを持っているのでそのページをフォローする。家まで届けて欲しい時はDMを送ると届けてくれる。

・社会隔離政策でレストランやカフェがやっているかわからない時はお店のFacebookページを確認する。

・スパやネイルなど美容系サロンの予約をとりたいときはお店のFacebookページから予約をとる。

などなど。。

今となってはこれが当たり前になっていますが、移住当初は地理も分からず、お店がどこにあるのかもわからずだったので、みんなどうやって生活情報を得ているのだろう?と不思議でした。私の場合はベトナム語を教えてくれているベトナム人の友達に洋服はFacebookで見て買うものだと教わりました。(私は実物を見て買いたい派ですが)

なぜ、ベトナムでこんなにもビジネスにFacebookが活用されているかというと、住んでいるとわかりますが新しいお店がすぐできてすぐ潰れます。笑

Googleマップが追いつかないペースでお店ができたり無くなったりするのでお店側もいちいち自社HPを作るコストをかけないのだと推測します。ただ、これを日本でやろうと思ってもユーザが国民の2割しかいないので効果は薄まりますね。

もう一つベトナムでここまでFacebookが浸透している理由は、みんな写真が好き。
セルフィー(自撮り)も男女・年齢問わず好きで1日に1回以上はFacebook上で見かけます。日本人ならスルーするところをベトナム人はみんなリアクションし合います。笑

カメラを趣味とする人も多く、日系メーカーの中古の一眼カメラを持っている人が多いです。プロみたいな写真を載せる人もたくさんいます。

個人的にはベトナムのFacebook文化は好きです。みんな何気ない日常を投稿したり、外国人にとっては英語でやりとりができ(恐らく相手はgoogle翻訳)、たまにボランティアの募集なんかもしています。時には個人情報が出回って悪用されたり、デマ情報が流れたりすることもありますが使う側が正しく使えばベトナム生活には欠かせない便利なツールだと思います。


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