えびアレルギーの方へ朗報。「アレ食べられますよ。」
おはようございます。
社会福祉士×ダウン症児パパのTadaです。
Tadaのイントネーションは、たま(「さよなら人類」で有名な方)と同じです。
小噺です
※と思ったけど書いてると長くなったので
本日は小噺一本です。
先日、家族揃ってスーパーへ買い物に行った。
コロナ禍ではそれまでごくごく当たり前に思えてたことさえ出来なくなっていたから、こんな風にちょっとしたお出かけでもすごく幸せに感じる。
まぁ、息子殿は日によってお出かけに対するモチベーションが違うのでその限りではなさそうだが。
それもそのはず、彼にとってのコロナ禍は人生の半分近くなのだから、スタンダードがコロナ禍だ。家にいるのが当たり前、車で待つのが当たり前。大人の時間軸と子どもの時間軸とではコロナ禍の与えた影響はかなり差があるのではないかと思う。
とはいえ過ぎ去ったものに対して文句をいっても仕方がない。それに全てが全て悪かったわけでもないし、僕らはこれからも前を向いて進むのが最適解だろう。
そんな風にして前を向いて進んでいたからこそ、今回のような出会いがあったのかもしれない。
話は冒頭のスーパーでの買い物に戻る。
買い物リストを事前に準備してせっせと必要な物をゲットしていく妻と、カートを暴走させようとグリップを握りしめて僕と妻の挙動をうかがう息子、そして息子の背後からカート暴走の未然防止のため巧みにグリップをコントロールする僕の陣形で楽しくお買い物タイム。
特売コーナーを通りかかった時に魅力的なものを発見。
僕は「新商品」や「期間限定」に弱い。
みつけた次の瞬間には買い物カゴに二つともインしていた。その所業は齢一桁の少年少女。
「見た目は大人、頭脳は子ども!」
と声を大にして叫びたい。
が、そこは自宅ではないので自粛。
数日後このカップラーメンが1人の人を喜ばせることになった。
購入したカップラーメンはお昼のお楽しみ要員としてデスクに潜ませていた。そしてとある日にお楽しみランチDAY1始動。カップヌードル謎肉まみれを持参したおにぎりとともに昼食にした。
お湯を注ぎ満面の笑みで3分を待つ僕の背後に人の気配がした。
謎肉まみれは渡さない
強い意志とゴルゴばりの殺意をもって振り返ると、少し離れた席に座る同僚が僕の真後ろに立っていて、僕に一言。
「それ、えび入ってますか?」
えび⁉︎
このカップヌードルは謎肉まみれではあるもののスタンダードな醤油ラーメンだからエビは入っているだろう
と思いつつも、
質問に応じてパッケージを2人で確認。
まずは原材料名に目を通す。
…えび、、、ない?
次にアレルゲン情報を見る
…えび、、、ない!
ちょっとガッカリした僕と裏腹に
同僚は歓喜の表情を浮かべた。
その表情は
「えび!ありませーん!!」
を
「要救助者!いませーん!!」
とレスキューが無事完了したレスキュー隊のドラマばりに叫んでいるように僕の目には映った(実際は叫んでいない)。
そんな表情をした同僚はこう言った。
「よしっ!カップヌードルが食べられる!!」
どうやら彼はえびアレルギーらしい。重度ではないので食べれなくもないのだがやはり控えめにはしているようで。気兼ねなく食べられるカップヌードル醤油味の存在に痛く感動していた。
さらに、もしかして⁉︎ ということで
もうひとつのカップヌードル
シーフードヌードル イカまみれ
もチェック。
コレはシーフードヌードルなんだから流石にえびなしはないでしょ!と思って見てみると…
「えび!ありませーん!!」再び。
そうなのだ。
シーフードヌードル イカまみれは
えびが入っていないのだ。
イカを三倍にした代償として
えびを抜いたのか…
と思いきや、その後わかったのだが
シーフードヌードルは元々えびが入っていなかった。
コレはきっとえびアレルギーの方々には既に知られている事実だろう。
つまり、えびアレルギーの方、醤油ヌードル食べたい場合、謎肉まみれなら食べられますよ。
世のカップヌードルを食べたくてもえびアレルギーで食べることができない人たちに幸あれ。
おわり。
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